内容説明
研究開発指定校を舞台に、今求められる学びを実現するため教師は何を実践するべきかを漫画で語る。
新学習指導要領の目玉・アクティブ・ラーニング(主体的・対話的で深い学び)をテーマに、今知っておくべきキーワードや改訂のポイントを驚くほどわかりやすく解説。
各章とも、漫画に出てきた重要ポイントが、解説ページでさらに深く説明されているので、理解が確かなものになります。
教師も必読のビジネス書を紹介する人気コラムも、前作からさらに充実したラインナップで掲載。
【著者】
前田康裕
1962 年、熊本県生まれ。熊本大学教育学部美術科卒業。
岐阜大学教育学部大学院教育学研究科修了。
公立小中学校教諭、熊本大学教育学部附属小学校教諭、熊本市教育センター指導主事を経て、現在、熊本市立向山小学校教頭。(刊行時点)
目次
第1章 持続可能な社会づくり――コラボレーション(協働)
第2章 新しい時代に必要な資質・能力――コンピテンシー(その人全体の能力)
第3章 主体的な学び――コーチング(対話による自発的な行動の促進)
第4章 対話的な学び――ストレッチ、リフレクション、エンジョイメント
第5章 深い学び――EQリーダーシップ(感情を理解する力)
第6章 リーダーシップ――アサーション(自分も相手も大切にする自己表現)
第7章 学習評価――ストーリーテリング(共感・感情移入からの理解)
第8章 カリキュラム・マネジメント――マネジメント(よりよい成果を上げるために)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
だいき
9
#のベルズ 「授業の目的はアクティブ・ラーニングを教えることではない。アクティブ・ラーナー(学習者)を育てることだよ。」(そしてそのためには)「ぼくたち教師がなるんだよ。アクティブ・ラーナーに!」 という主人公の言葉どおり、作中の教師たちがアクティブ・ラーナーになっていく、すなわち『主体的・対話的で深い学び』を実践していく様子がまんがで描かれている。このまんがを読んで、今まで曖昧だった『主体的・対話的で深い学び』への理解が深まったと感じる。現職の教師や教員志望の人にピッタリの一冊。2019/04/30
ひじり☆
5
再読。昨日会議で提案された意見に対して、強い拒絶の攻撃的な意見があった。双方の意見に納得出来ることがあり、あぁこういう時アサーティブな表現で伝えることが出来ればなぁ…と思った。2017/03/25
ひじり☆
4
前回も興味深かったが、今回もとても刺激になった!主体的な学びでなくては、子どもだけでなく、大人だって身に付かない。やる気を出させることが教えるテクニックより先。色々なタイプの人間がいることが当たり前で、それをいかに対話的な学びに持って行くかが大事。とはいっても、現実個が強すぎて衝突ばかりのクラスで対話は簡単には出来ない…。でも…忘れちゃいけないことなんだよな…2017/03/17
Hachi_bee
3
どこかのSNSで話題になっていた本。出来過ぎだけれど面白い。解説もコラムもじっくり読みたい一冊。話題になっていたので2から読み始めたけれど、シリーズ他作も読むつもり。2018/10/16
らんまる
3
アクティブラーニングとは手法のみがクローズアップされ、内容が果たして成果に繋がっているのか、ここが問題になってあると思っていた。この本でまずは教える側の教員がアクティブラーナーになっていくことが大事と再確認。コミュニケーションの大事な点は相手の話を聞く力から。さらにアサーティブな発言も。教師がちゃんとアクティブラーニングできていなければ、子供達に協働的な学習はさせられない。なかなか参考になる良書だった。2018/09/08
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