内容説明
「教師は生涯かけて教師になる」成長したいと願い、学び続けるすべての教師のために――。
まんがで知り、解説で納得! 教師にいま求められる資質・能力と必要な知識が、主人公・吉良良介先生の言葉と奮闘する仲間のストーリーを通してわかります。現役の教頭先生が文・漫画ともに手がけ、小学校を舞台に描く物語はリアル感満載。登場人物たちのつまづきは、全て著者の経験に基づいています。
登場人物たちが課題をクリアする上で、ビジネススキルや教師教育学で提唱されている考え方がうまく取り入れられている点も注目です。
【著者】
前田康裕
1962 年、熊本県生まれ。熊本大学教育学部美術科卒業。
岐阜大学教育学部大学院教育学研究科修了。
公立小中学校教諭、熊本大学教育学部附属小学校教諭、熊本市教育センター指導主事を経て、現在、熊本市立向山小学校教頭。(刊行時点)
目次
第1章「そもそも思考」で考えよう
――そもそも、学ぶとは何か?
第2章 技術的合理主義の限界
――省察(リフレクション)を繰り返しながら成長する
第3章 リフレクションと自己改善
――成長するためには授業観を磨くこと
第4章 タイムマネジメント
――多忙感に負けない仕事術
第5章 学び合いと社会的構成主義
――授業形態の真似で終わらせないために
第6章 発達の最近接領域の理論と実践知・学問知
――専門家集団がビジョンを共有すれば…
第7章 教師に必要な21世紀型能力
――自身の強みを生かした未来設計
第8章 レジリエンスと学習する組織
――学び続ける教師とは
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
き
40
授業観を磨くこと、省察を繰り返し自己改善していくことを意識して過ごしていきたいと思った。2022/01/30
香菜子(かなこ・Kanako)
31
まんがで知る教師の学び これからの学校教育を担うために。前田康裕先生の著書。尊敬され価値のある教師、教育者であり続けるためには謙虚に学び続ける姿勢が不可欠。教師や教育者は日々の忙しさに忙殺されて謙虚さや学ぶ姿勢を忘れがち。教師、教育者が謙虚に学び続けると同時に、保護者を含めた周囲の人間もそういった教師や教育者たちの努力をサポートしてあげなくてはならないのかも。2019/02/10
anco
18
一人一人の教師が学んでいく姿が書かれていました。そもそも思考、省察(リフレクション)、タイムマネジメント、実践知と学問知、21世紀型能力(思考力、基礎力、実践力)、レジリエンスなど学びの視点が示されていました。2016/05/20
ひじり☆
12
ふらっと立ち読みして買ったが、スゴい良書だった!繰り返し読みたい。「学ぶとは、何かに気づき自分が変わること」、「無能な教師ほど自己評価が高い」というところにハッとした。やってるつもりの自己満足で、自分を変えないのは日々何も学んでいないことだ。紹介された本も良書で、読み直したり、新たに読んでみたい‼2017/03/15
草食系教師
10
学ぶとは何かに気づき自分が変わること。この本を読んで私は「学ぶ」ことができた。いや、まだ不十分だな。言語化して、行動を変えよう。いろんな本を読んで、講座にも参加して、引き出しは増えてきたと思う。だけど、それだけじゃダメだと気づけた。このタイミングでこの本に出会えて本当によかった。2016/05/29
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