内容説明
父母の慈愛を春の曙のように受けて生まれた娘・榎並黎子は、１７の時に父を失う。不幸がその姿を現わし、黎子は、ある外国系紅茶会社の東京支社長・余語の秘書として、社会に出る。幸福な結婚を夢みる彼女の心に、さまざまな波紋を投げかけ現われ消えてゆく、さまざまな男たち。その遍歴の中で男たちへの、社会への目は、深く、陰影を含んでゆくのだった。＜上下巻＞
感想・レビュー
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みきぼうず
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161114～2016/11/18
置き話
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買いたい2012/02/05
gurisan
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★★★★★ 父親にたっぷりと愛情を注がれた娘の大人になってからの苦労の数々・・・目が離せない。2010/12/09
