内容説明
孟嘗君亡き後、斉と魏の謀略により薛は滅びた。貧しい人々を救済するため、孟嘗君らが作り上げた理想郷・慈光苑に暮らす人々を戦火の中から救い出した呂不韋は、優れた農人である田焦を伴って陶へと向かう。新しい一歩を踏み出し、商人として立つことを考え始めた呂不韋だが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ねんまに
4
相変わらずの主人公補正で、多くの大物に気に入られ、仲間たちに恵まれていく呂不韋。しかし彼自身は何かを成すわけではなく、3年後に商売を始めるという宣言でようやく物語が動き出しそうな雰囲気は出るものの、その展開は次回に持ち越しです。2021/08/09
えで
3
いつも読んでいて思うのは、人の気持ち、感情の移り方や有り様の表現のし方が本当に凄い…! こういう表現力が欲しい! 毎回続きが気になる終わり方をする💨 P47 孫子(荀子)の言葉 自己の改革は一朝一夕でなるものではない。努力し続けよ P64 人と接することと己の度量 P72 春秋 P156 長城を築くのは国の衰退の兆し P204 人の勇気 人にものを言うことについて P244 己の運命2021/10/06
⭐︎すばる⭐︎
0
読んだのは単行本です。2020/08/14
検尿泥棒
0
この巻あたりからなかなか話しが難しくなってきた。白起などキングダムでも名前が出てきた人物が活躍しだした。白起について説明が時々あって面白かった。2021/02/18