内容説明
平凡な大学生・平沢一希は気がついたらゲームのキャラクターに憑依していた。
しかもプレイヤーから『キング・オブ・クズ野郎』という称号を与えられた作中屈指の嫌われ者、ハロルド・ストークスに。
いずれゲーム主人公に打倒される彼の周囲には、死亡フラグが盛りだくさん!
一希は死亡フラグを回避するため、領地の改革や剣の鍛錬などに乗り出した。全ては生き残るために……!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まりも
31
平凡な大学生が、ゲームで1番嫌われている敵キャラ・ハロルドに転生してしまうところから始まる物語。なかなか良かったです。悪役キャラにという設定と主人公が持つ心優しい部分とのギャップが効いていて面白かった。コメディとしても読めるけど、目頭が熱くなる部分も多くそこら辺のなろう作品とは違った読み応えがあると思います。唯一の難点は値段が高すぎるくらいでしょうか。もう少しWEB版と違った要素があれば値段に見合ったモノになってくれると思います。なんにせよ、かなりの良作なので次巻も楽しみに待ってます。2015/12/16
アウル
19
面白いな。平凡な大学生の主人公がふと気づくと自分がやりこんでいたゲームの世界の嫌われ者ハロルドに憑依している所から話が始まる。自身の死亡フラグを回避しようと試みるが新たな死亡フラグへ行ったり、傍若無人な態度をとる事でヘイトを自身に集めさせたりと大変な目に遭ってるにも拘らず貫き通す姿がいい。ハロルドを理解しようとする人たちの話は目頭が熱くなるな。2015/12/12
すがやん
12
ゲームの悪役キャラに憑依して、死亡フラグを回避しようと苦労する主人公。コメディが入っているけど、基本はシリアス。外面は悪役だが、中身は優しいというギャップが面白い。主人公を少しづつ理解していく周囲の人間との関係性も良い。楽しめた。2016/05/16
Q
9
KU ゲーム感覚というか、ワクワクして読める。2022/03/13
さい
7
ゲームの悪役の子供時代に生まれ変わって?未来の死を回避しようとする主人公の孤軍奮闘ぶりが格好良かったです。口調が自動的に皮肉に変換される設定面白かったです。ただあの口調で良い方向に勘違いされるのはちょっと無理があるような,,,あと視点が変わるのが突然なのでちょっと分かり辛かったです。とても面白かったので続きも楽しみです。2018/05/19
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