電撃の新文芸<br> 悪役令嬢の怠惰な溜め息3

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電撃の新文芸
悪役令嬢の怠惰な溜め息3

  • ISBN:9784049134940

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内容説明

破滅フラグ回避のため、あらゆる駒を進めてきたエセリアだったが……
筋書通りに事が進むどころか、予想を超えて大暴走をはじめる勘違い王子と脳内お花畑ヒロイン。
もはや誰も彼もが溜め息しか出ない状況下で、周囲の怒りは爆発寸前!?!?
そんな中、ついに2人に制裁を加える日がやってきた!
「みなさま、自爆披露会へようこそv」
悪役令嬢渾身の裁きが今はじまる――!
暴走悪役令嬢の勘違い王子粉砕ラブ(?)コメディ、最終巻!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

TAMA

13
王子が権力で自分の思う通りの「婚約破棄と真実の愛」にしようとして、それを見越した婚約者(だってこいつと結婚するの嫌だもん)が追い込んでいく。最終すべての仕込みが展開されて、ピタゴラスイッチのように破滅していく。長かったみんなが被ったハラスメントを叩き返す気持ちのいい国王の裁定。王子様に仲間はいなかったのかな、その聞いたことのない貴族の証言してくれた友人たち以外に。いっそすがすがしいくらい自分の賢さと権力を信じて、思いこみかもとか疑わなかった王子結構好き。2021/07/13

菊地

3
王太子カップルの馬鹿度が加速するに従ってギャグ度と彼らの存在感が増していったのは好みが分かれそうなところではある。ただ、1巻から「怠惰ではないよな」と突っ込まれてきたこと対して最後に鮮やかにタイトルの伏線を回収していく流れが凄く綺麗でしたね。なんにせよ好きなシリーズでした。お疲れ様です。 2020/12/17

尚侍

3
ものすごく面白かった。ついに物語の結末に至ったわけですが、事ここに至るまでの経緯が経緯だっただけに、ラストの部分の爽快感は最高でしたね。悪役を悪役として描き切ったこともさることながら、最後の最後にタイトルを回収したのもお見事でした。この主人公であれば続きも読んでみたいところですが、ここまで綺麗に落ちるとここで終わるのもやむを得ないですかね。文芸系ということで最後まで読書メーターでの登録数が増えなかったのが残念でしたが、個人的にはとても楽しめたので、作者の新作が出たらぜひ読んでみたいです。2021/01/10

由貴

2
終始エセリア様すごい、グラディクトとアリステアは最低限の常識すら持ち合わせておらず反感を買いまくりというあからさまな描かれ方で茶番だなぁという感じ。あそこまで色々やらかしてるならもっとさっさと婚約破棄できたのでは?婚約破棄を物語の主軸とするならその相手はもう少し手強くあって欲しかったし、そうでないならエセリアの恋愛なり仕事面での活躍だったり何がしか別に物語の柱があればよかったのにな。前半はともかく後半はエセリアがやることはさらっと流されてエセリア様マンセーの材料って感じだったので残念2022/01/13

ゆきわか

2
それなりに楽しめたので、Webの後日談まで読んでみた。2021/08/16

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