― 悪役令嬢の怠惰な溜め息

著者名：篠原皐月【著者】/すがはら竜【イラスト】

KADOKAWA（2019/12発売）

• ISBN：9784049127935

内容説明

目覚めたら乙女ゲームの悪役令嬢になっていた。バットエンド回避はさておき、退屈な日々を変えるため、小説をはじめとする娯楽作りに邁進するエセリアだったが――。暴走悪役令嬢の迂闊王子＆ヒロイン粉砕記開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[尚侍]

ものすごく面白かった。前半は正直退屈で、よくあるあたしtueeee系作品かと思っていましたが、中盤以降雰囲気が変わりましたね。これはもう悪役令嬢物というよりも世直し物とでも言うべきもので、ネタバレになるので細かいことは書けないものの、その世界の実情に合わせて様々な提案をしていく主人公の発想力は特筆ものですし、それを生み出した作者の力量に終始圧倒された感じでした。タイトル的に女性読者を対象にしているのかもしれませんが、そうした先入観にとらわれず男性もぜひ手に取って欲しい作品ですね。これは続きが楽しみです。

2019/12/16

[菊地]

怠惰ではなかった。1巻の終わりどころが中途半端だった。

2020/01/07

[pincle]

ゲームの世界に転生してしまったヒロインはその世界のあまりの娯楽の少なさに自分で娯楽を作ることにする。娯楽以外にも銀行を作ったりなかなか優秀な主人公。王太子は初めからダメそうな感じの人で読者にも分かりやすかった。

2020/07/11

[moyu]

電撃でちょっとびっくり。悪役令嬢に転生したけど、ゲーム本編開始までつまらないから娯楽を作ってやる！そのパターンもありなのか。ヒロインはラストでちらっと顔見せ程度。王太子が勘違いすぎてため息でる… この令嬢は市井で活躍するタイプなので、無事婚約破棄できたらいいね。

2020/05/11

[おっぺけぺっぽー]

面白かった。web版は未読。書店で他の本を探していたら目的の本が置いて無く、代わりになにか無いかとたまたま手に取ったのがこの作品だった。早く続きが読みたいがwebで読んでしまうともったいない気がするので2巻を待ちたいと思う。

2019/12/23