内容説明
伊賀に狙われる宿命をもつ宗元寺隼人は、老中松平和泉守の甥。甲賀忍の小四郎、弥生に定町廻りの秋山平内らを味方にしている。旗本、商家から男女の心中、蕎麦売りまで一夜に五組の死があった晩、柳橋芸者の小菊も殺されてしまう。誰が、なぜ? 小菊がかつて引き裂かれた相手を隼人に重ねていたことを知り、傷心の隼人は、五組の事件の背後を調べ始める。甲賀伊賀の抗争勃発か。隼人は真相をたぐり寄せることができるのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真理そら
11
いきなり名花が散ってしまうし、隼人は過去に遡る失恋気分を味わうし。すごい人数の剣戟シーンがさくさくと進むし…あっさり読める。2018/05/25
ニッキー
3
一言で難しい。何度も、隼人の宿坊か船宿で情報交換が持たれ、忍び町方の双方で探索が行われ、謎ときは進んで行きます。関係者の描写が、これまた細かい。途中に、鳶沢甚内が出てくる。鳶沢一味が古着屋をかまえたところが鳶沢町であり、富沢町となったとある。そう、佐伯泰英の古着屋総兵衛である。まんざら、架空の人物でもなかったのかと、妙に納得した次第です。2016/10/06
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