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内容説明
舞台は1984年。広島の港町。
ロサンゼルスオリンピックで新体操が大ブームになる少し前から物語は始まる。
偶然見た女子新体操に心を奪われた小学生・凛太郎は、
家族に言い出せないまま新体操を習い始める。
新体操にのめり込んでいく凛太郎は、
昔気質の父・修に新体操を認めさせようと
覚悟を決めるのだが――。
夢を追いかける少年の成長と、家族の絆を描く感動作、上下巻同時発売!
【著者プロフィール】
黒川裕美(くろかわ・ゆみ)
広島県出身。2015年、ハルタコミックグランプリを受賞。
ハルタ32号の読切「夏が過ぎたら」でデビュー。
ハルタ57号~78号まで初連載『夕凪に舞え、僕のリボン』を執筆。
画力、演出力ともに急成長中のホープ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
akihiko810/アカウント移行中
14
上下巻。女子新体操に挑戦する男子小学生の漫画。7/10点 男子なのに、女子新体操に魅せられ、才能が開花していく。しかし片親の父は息子が新体操にのめり込むことをよしとしない… 新体操がまだ男子には開かれてなかった時代を描いている。今は男子の部もあるのかな? かなりハルタらしい絵柄で描かれているがこれが作者の初連載らしい。実力者だと思った2021/11/01
かなっち
4
★★★★★苦難にあっても、決して負けずに諦めず、ただただ大好きなことに対して突き進む…。新体操を愛する少年の姿に、何度涙したことでしょう。学校でも虐められ、父親にも馬鹿にされていたのに、その努力する様子に誰もが心を揺さぶられて。もちろん父親もその一人で、心からの応援と息子のために土下座する行動に胸が熱くなりました。それから真っ直ぐに、夢を叶えた少年にも感動しかなく…。読後は軽い放心状態になり、とても良い作品に出会えて嬉しかったです。また時間を置いて、読み返したいですね。2022/03/12
sai
3
色んな出来事に揺れ動いても、 頁を捲る毎に、話が進む毎に表情が良くなる凛太郎の姿と 周りの友達や家族とのあれこれに胸がぐっとなる。 好きなことをやり抜くということの難しさと凄さよ。 終盤の舞台が、本当にしなやかで美しくて軽やかで楽しげでかっこいい。読めて良かった。2021/01/30
photosynthesis
1
心が洗われた。ありがとうございました。最高の2冊。2020/12/01