瞑想人間力――AI時代、ビジネス・パーソン必須の直観と心のマネージメント

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瞑想人間力――AI時代、ビジネス・パーソン必須の直観と心のマネージメント

  • 著者名:藤井義彦【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 知玄舎(2020/10発売)
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  • ISBN:9784434280696

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内容説明

「この本の目的は、全ての人々に、ビジネスマンのみならず、女性層(キャリアウーマンや主婦の方々)に、瞑想の素晴らしさをお伝えして、その実践をお勧めすることだ」(本書から)世界的な価値観とビジネスのあり方を一変させたコロナ禍後に、ますます必要となったのが、AI時代に勝ち残る人間そのものの自己価値を実現するスキルと方法。その元となる根本的な方法としてますます注目されているのが瞑想。古来から世界的な影響を及ぼしてきた偉人で、瞑想をしない人はいない。本書は、ストレス解消や健康のレベルにとどまらず、ビジネスにおいて必要な直観と創造的な実践力を瞑想を通じて獲得し、根本的な人間力を高める方法を、心のマネージメントとして詳解。「心のマネジメントとは、あなた自身を心と身体の面で最高の状態にして、あなたに関わる全てにその影響力を及ぼすこと。あなたの心と身体を最高の状態にするツールが『瞑想』である」(本書から)瞑想によって偉大なる成功を勝ち取ったたくさんの偉人の紹介とともに、瞑想の効用を科学的データで解説した瞑想の基本書。

目次

まえがき
PART‐1 瞑想のすすめ
第一章 ビジネス・パーソンこそ瞑想が必要
ビジネス・パーソンを変える、様々な効果
疲労を回復させる
ストレスをためない
集中力が高まる
平常心が保てる
アイデアが浮かぶ
人間関係が良くなる
〝運〟を引き寄せる
第二章 世界と日本における「瞑想認知度」
『TIME』誌の表紙を飾った「瞑想」
マハリシが体系化し、ビートルズが普及にひと役を
ハリウッド・スター、実業・政界のキー・パーソンが実践
カジュアルに瞑想を取り入れる欧米のビジネス・パーソンたち
IBM・GMも社内プログラムとして導入
瞑想とはビジネス成功のための“技術”である
日本人の誤解はどこから生まれているのか?
世界で1000万人、日本ではたったの6万5000人
日本企業のトップにも多い瞑想実践者
近年、日本メディアも積極的な発信を開始
瞑想は国際的な動きになりつつある
シンガポールの建国の父・リー・クアン・ユウも瞑想をしていた
瞑想=意識を扱う一手法と捉えよう
ストイックな“修行”ではない!
簡単に、楽に、商談を誰にでもできる、心のエクササイズ
第三章 瞑想とは何か?マインドフルネスとの違い
瞑想の様々な手法
宗教や思想と瞑想の関わり
瞑想と呼吸法
呼吸法のポイント
瞑想の源流、ヨーガについて
瞑想と仏教の関連性
キリスト教、中国思想と瞑想
TM(Transcendental Meditation)の歴史
第四章 瞑想はなぜビジネスに役立つのか
古代インドから伝わる実践的な知識
瞑想の原理とは
瞑想の哲学① 純粋意識は生命力の源
瞑想の哲学② 瞑想で想念とエネルギーの源に辿りつく
瞑想中の深い休息を確認するデータ
「第四の意識」と脳波に関する研究
ストレス解消と疲労回復を示す心拍数、乳酸塩値
心の健康についての効果
能力開発に閲する研究
超越は全体的な脳の機能を向上させる
瞑想に関する科学的研究のアウトライン
TMを始めるのは簡単
個人指導の内容について
TMをより効果的に行うために
第五章 瞑想で私はどう変容したか?
その一――短気な性格がマイルドに変わる
その二――シンクロニシティの発動
その三――1日の生活リズムを整える効果
その四――時差ボケを解消する効果
その五――創造性と直観力の閃き
その六――運を引き寄せる力
その七――アンチエイジング・5~15歳若返る
その八――人生観の深まり
瞑想についてのアドバイス
当代最高の企業家レイ・ダリオの瞑想哲学
科学的研究に基づく瞑想の効用データ
PART‐2 瞑想を力に:私の履歴書
第六章 私が瞑想と出会うまで
アメリカ留学で夢見た、グローバルな自分の姿
父親の意向も汲み、あえて鐘紡に入社
途絶えたビジネススクールへの夢
鐘紡での30年で経験したこと
滅私奉公のサラリーマン人生
日本社会「会社人間」の寂しさ
第七章 瞑想との出会いで激変した仕事と人生
商談を通して出会い、迷いなく講習を
初期から穏やかな心地よさを体験
精神的な変化に呼応するように現れたヘッドハンター
会社人間だった自分への疑問
自分のためにビジネススクールヘ!
50歳にして叶えることのできた〝夢〟
経営への意欲と組織とのはざまで
鐘紡辞職と転職の決意
外資系企業の経営を担うということ
赤字企業を黒字へと押し上げた原動力は瞑想だった!
第八章 「強い自分」へのメルクマール・心身統一法
カトリック系高校での教育
東大受験失敗で味わった挫折
他力本願ではなく自力本願
ニーチェの超人思想
フロイト、ユングの精神分析
アメリカの成功哲学
禅の思想
中村天風の心身統一法
瞑想と他の手法との違い
第九章 第二の人生――瞑想で拓いた自己深化と進展
実業家トップ経験10年目の戒め
個の進歩発展プログラム・オデッセイとは
「マイ・オデッセイ」――彼(私)の履歴
彼(私)が成してきた過去から現在
彼(私)の性向と仮面
彼(私)が次に成すべき三つのタスク
第二の人生とオデッセイ実践の理由
真のスキルを活かすために起業を決意
教えることから、学んだ喜び
ビジネス教育とコンサルタント実務から「コーチング」への気づき
第十章 社会人に必要なこと――瞑想とコーチング
天職「コーチング」への接近
グル・エグゼクティブコーチとの出会い
“本気エネルギー”の必要性
自分を知ること、他人を理解すること
競争戦略の実践とファシリテーティング
相手に添って「傾聴する」コーチングの実践
持論、リーダーシップの5要諦と三つの基準
3・11を通して痛感したリーダー育成の必要性
イノベーション・リーダー養成講座
グローバル人材の養成に向けて
これからのさらなる10年――夢と展望
設問【1】――「死ぬまでにやり残していることはないか?」
設問【2】――「死ぬまでにもっと充実させないといけないことは何か?」
あとがき