内容説明
いつもの日常。そのすぐ横にある恐ろしい世界 異界。
そんな恐るべき場所に、「私たち」は迷い込んでしまう。
異界を見ることができる故に喚ばれてしまった「あなた」と、なんの能力もない「私」。
放っておけば異界に取り込まれてしまうあなたを、連れて帰ることができるのは、私だけ。
約束して。絶対にこの手を離さないと。
例え、私たちがどれだけ変わってしまったとしても。
また、いつもの日常へと帰るために。
「銀剣のステラナイツ」のどらこにあんが贈る、ふたり専用脱出テーブルトークRPGが登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ルシュエス
12
ステラナイツの人の新作TRPG。 GMがPC1人を兼務し、プレイヤーがもう1人のパートナー役をRPする、最近増えたデュオもの。 ペアも一組特化なので、友人達と予定が合いにくい時や、初心者を含む時でも気軽に遊べるのが良いです。 本の厚みはあるけれど行間が広く、文字も大きいので情報量は少な目で、システムも能力値を廃止しているのでシンプルなルール。 目標…というかモチーフも『迷い込んだ異界から脱出』と謳われているいて、シナリオ作りやRPを絞ってやりやすくなっています。2020/11/06
ちゃか
1
『アンサング・デュエット』が特徴的なのは「ふたり用のTRPG」ってところですかね。 GMが進行とシフターを担当して、プレイヤーはバインダーを作成する。 一応、GMが進行だけを担当して、シフター役とバインダー役のプレイヤーを招いての3人プレイしたっていいんですよ、とは書かれてましたね。TRPG、基本は楽しんだものが勝ちですからね。楽しむために何しても良いわけではないですけど。 異界に巻き込まれた2人が困難を判定とロールプレイで乗り越えていく、という感じ。2023/07/30
あいり
1
2人でできるTRPG。ルールもそんなに難しくないので、気軽にできました。2021/02/22
みちぱん
1
超RP特化型のふたり専用TRPG。ロマン。2020/11/21
Rikuha
0
ゲームマスター(進行役)としてトークRPG(TRPG)を行う人が入門するのにいい内容と感じます。 文章のスタイルも親しみやすく、あまり活字になれていない人でも読みやすいと思います。進行しやすいルールでありシステムであり、確かにTRPGの入門向けと言えるでしょう。 ですが、TRPGに慣れている人でもおすすめしたいです。よくできているシステムに、ナラティブなゲームとはなにか、人と遊ぶとはなにか。そういったことを考えさせ、どのような哲学から作られたのか感じられます。2021/05/13