講談社文庫<br> 一休さんの門(下)

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講談社文庫
一休さんの門(下)

  • 著者名:川口松太郎【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/10発売)
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  • ISBN:9784061847705

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内容説明

一休禅師が真の悟りを追い求める人間ドラマ。酒・女・狂歌を愛した一休の痛快修行物語。あくまで庶民の味方として活躍する風狂の生きざまを描く遺作長編――下克上の世にあって一寺に安住することなく、一休宗純は、愛弟子の天知・雲知を従え修行の旅に出る。道に迷う人々には教え諭し、一揆騒動に出会っては難民に味方して救い、野盗山賊とは命がけで戦う。やがて、実践ひとすじの禅生活のさなか、老母の死を看とる。時に一休禅師、50歳だった。著者晩年、円熟の筆が綴る川口版一休さん物語。<上下巻>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

カーリーママ

2
おそらくどうにもならないことを悩んでいるときに、友人が貸してくれた。絶版本だそうでゆっくり読み進めた。煩悩と悟りとのはざまに『ひとやすみ』という意味の一休さん。物事にこだわらず自然の成り行きに任せ、自由奔放に何か居直ったような生き方といわれた彼の生涯。読むにつれて一休さんの説教を受けているかのようになり、楽になっていく自分がいた。本物の座禅やってみたい。2016/10/08

しんこい

1
一休の行くところ事件起らざるなし、という感じですが、水戸黄門みたいな展開ですな。2010/09/20

Peter-John

0
85歳の川口松太郎の作品。一休さんというと頓智話ですが、この一休さんは小坊主ではなく、大人の一休さんです。でも、頓智な一休さんの面影はあります。 後小松天皇の婚外子として生まれ、こどものときから禅寺の小坊主となりながらも、親鸞も日蓮も尊敬する風狂僧です。 室町時代も応仁の乱が近づく時代で、天皇も将軍も政治にうとく、世の中が乱れ、飢饉もあり、そのなかで一休さんは大暴れする様子が描かれています。 この本では母親が亡くなる50歳くらいまでで終わっています。 事件を追うなかで仏の教えも知ることができます。2020/11/23

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