徳間デュアル文庫 シガレット・ヴァルキリー

著者名：吉川良太郎【著】

徳間書店（2020/10発売）

• ISBN：9784199051005

内容説明

あたしの名前はシモーヌ。
依頼があれば、どんな危険な仕事だって断りはしない職業的犯罪者。
人は死神、ヴァルキリーとも呼ぶけれど、子供だけは殺さないのが信条。
そんなあたしが、逃走することになるなんて―。
凶刃を振るい、無敵を誇る殺人者ギイとの戦闘が、
地中海に浮かぶ人工島“パサージュ・ド・リラダン”で繰り広げられる!
SF新人賞受賞の新鋭がおくる、
書き下ろし最新作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[静間]

終始血の香りのするＳＦアクション。「ペロー・ザ・キャット全仕事」の続編。けど、時系列的にはその前。職業犯罪者のシモーヌのお話。ある組織かからシモーヌが受けた依頼は三人の男を始末し彼らが取引しようとしているものを奪う事。彼女にとって何のことはない依頼だったのに…。不思議な超能力者。トランクに入れられた少女。消せない血。ファミリーの絆。/同じ世界を舞台にする他の本の半分と言うボリュームのせいか、すっぱりと色々なモノが削られている。読み易くはなったけど、説明不足な所も。３人のお話、また読みたいな。

2012/11/11

[フタ]

パレフラノシリーズのつづきはー？

2011/04/17

[4545]

「ペロー・ザ・キャット全仕事」に出てきた職業的犯罪者シモーヌが主人公の作品。　前作に比べると過剰なまでの情景描写が減り、読みやすいけど少し寂しい。謎解きも含めて、面白かったです。

2004/04/13

[フタ]

シモーヌかっこいいなー

[ma-no]

冲方丁が好きなひとにはお薦め。かっこいいSFアクションです。

2002/03/01