内容説明
ゲームが大好きだけど、コミュ障の大学生・赤石信悟。
初めて挑んだ『ザ・ライフ・オブ・オーシャン』を筆頭に数々のVRゲームにチャレンジしていくうちに、初めての友人とも呼べる存在もできた。
そんな信悟が次に選んだのは、魔人同士の異能力バトルがテーマの『Destiny Blood』、通称デスブラ。
魔人に転生するロールプレイが売りのゲームだが、必殺技の名前を叫ぶ、カッコよく名乗りを上げる、決めポーズをとるなど、「中2病」要素も満載で、己の羞恥心も試されるゲームだ。
信悟の新たなチャレンジやいかに!?
そのほか、『セレスティアル・ライン』『インフィニティ・レムナント』『Choice For Survival & エスケープ・トゥ・イマジン』の3篇を収録。
ゲームに己の青春をささげた新しいタイプのゲーム実況文学、第2弾!
◆電子書籍には特典として書き下ろしSSを収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
alleine05
6
今回は最初の話のゲームの印象が強かったからかロールプレイ的な言動が多かった気が。あとかなり友だちというか仲間が増えたなあ。リアルで面識がある相手は少ないし、大規模多人数参加型ゲームならこれでも少ない方なのかもしれないが。しかし前巻ではゲーム4本分あったのに対して今回は3本分で1つのエピソードあたりの分量が増えたからか、少々中だるみがあったようにも感じられた。1番印象的だったのはやはり『デスブラ』。このゲームの設定面白すぎるだろ。こんなゲームが実在したらぜひプレイ動画を見てみたくなるわ。2020/11/13
菊地
2
色々な架空のゲームが登場するけど、それぞれのゲームがちゃんと「面白そう」と思える描写があるところが非常に良い。2020/11/06