―<br> 現実で勇者になれないぼくらは異世界の夢を見る

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現実で勇者になれないぼくらは異世界の夢を見る

  • 著者名:井中カエル【著者】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • KADOKAWA(2020/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784046048257

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内容説明

大人気ブログ『物語る亀』がついに書籍化! アニメ・映画をはじめ、小説、漫画など幅広く「物語論」を解説する人気ブログの『物語る亀』。
本書は全編書き下ろしで、平成アニメを一挙に振り返る。

2000年前後に起きた大きな変化とは?
セカイ系、日常系、異世界系、そしてゲーム系はなぜあれほど広く受け入れられたのか?
デジタル化が巻き起こした変化と、これから起きる変化とは?
地方アニメスタジオの成したこととは?
2000年代から現在までのアニメ文化に焦点を当てて、物語の語られ方の推移を解説。それに伴う時代の変遷を考察するほか、これからのアニメはどうなるかを考える。
2000年代育ちだからこそ語れるリアル&新しい現代文化考察論!

新世紀エヴァンゲリオン/涼宮ハルヒの憂鬱/けいおん!/ほしのこえ/君の名は。/天気の子/風立ちぬ/電車男/ソード・アート・オンライン/魔法少女まどか マギカ/あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。/鬼滅の刃 ほか

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

向山 彰彦

4
ある程度アニメの造詣のある人には、特に新しく深い知見はない。が、歴史の流れとしてざっと振り返るのによい。2020/10/03

HK

3
アニメ映画を中心とした感想ブログ「物語る亀」から平成アニメをとりあげた書籍化作品。この種の本はブログに加筆、再構成、書き下ろしなどして(無料のブログと比べて)より広くand/or深く語るのが常道だと思う。しかし、本作はほぼ書き下ろし新作と言って良い改定ぶりだが、むしろ情報量を大幅に減らして簡潔に平易になっていることに驚かされる。その結果(作者がアピールする通り)読みやすい反面内容が薄く感じるが、キャラクター対話形式を借りたナラティブな語り口と併せて、これはこれで不思議な魅力があり、読後感は意外と悪くない。2020/10/07

かるてぶらんしぇ

2
かつて「機動戦士ガンダム」で隆盛を誇ったサンライズ。サンライズ=ロボアニメのイメージが強いが、実は近年そのサンライズが記録した1番の大ヒットは「ラブライブ!」である。ロボアニメはコードギアス(2006)をピークに緩やかにアニメのメインストリームから消滅している。これは大きな物語(戦争)から小さな物語(アイドル)への世界観移行の象徴になっていると言える。Vtuberのような身近なスターの台頭も、アイドル推し文化の加速と考えると納得がいく。そういう言語化されていない流行を考察する本。面白い。2022/03/04

岩男

2
平成アニメを振り返る物語る亀という批評ブログの書籍化。アニメーションという大きな枠の話から各作品の果たした役割や解釈など興味深く読めた。ハルヒは偉大。2021/03/01

haruki 

1
わかりやすい本だった。  アニメが好きな人にも、これから好きになる人にも、 入門書として読める。2021/05/05

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