内容説明
ローツェ南壁とK2の冬季単独初登頂を果たした奈良原和志は、いよいよヒマラヤ最大の難関・マカルー西壁の冬季ソロ登攀に狙いを定める。だが情報収集のため現地に赴いた和志は、眼前の山容に慄いた。デスゾーンと呼ばれる8000m超の高所で巨人の額のようにせり出す壁は、頻繁な落石で登攀者を阻んでいた。確実な死の予感に襲われた和志。だが彼には挑まなければならない理由があった。登山の師・磯村が癌で余命宣告を受け、残された時間は僅かだったのだ。何とか成功を届けたい――和志は岩登りの聖地ドロミテで特訓を重ねた。しかし和志を敵視するフランス人マルクが卑劣な妨害工作を仕掛けてきて……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
222
笹本 稜平、『K2復活のソロ』に続いて2作目です。「ソロ」シリーズ完結篇ということで読みました。完結篇と言う割には、あっさりした終わり方、このままでは続編もありそうな雰囲気です。本書で初めてヒマラヤ最難関のマカルーという高峰を知りました。2020/08/25
ジュール リブレ
69
分厚い熱い山岳小説でした。もうツアーで行けるエベレストではなく、本当のアルピニストでも未踏で、運を味方につけないと登れないマカルー西壁。下からでも眺めてみたくなる。2020/12/03
クリママ
53
ソロシリーズ、第3作。まだ誰も登頂に成功していないルート、マカルー西壁。希薄な空気、50mを超える暴風、気温-50℃、落石、雪崩、そして、巨大なヘッドウォール。その中で、表紙のようなアルパインスタイルのソロ登攀。3000m眼下にベースキャンプの光が点となって見える。がんばれ、早くと祈るような気持ちで読む。読みでのある3部作、十分に愉しんだ。2021/02/05
ren5000
52
奈良原和志が未踏ルートに挑むソロシリーズ完結編。出てくる山々をネットで検索して画像を見てから読むとでもほんまに人が登れんのか?というレベルでさらに臨場感が増して良かった。題名はソロだけどシリーズを通して人間とのつながりの大切さがメインテーマだったと思います。2020/11/03
みえ
51
この作家さんの山の本はすべて読んだ。やっぱり面白い。違う国の仲間と励まし合い、高めあい、作戦を練り山を登るっていいな~。だけど、マルクのように自分のことしか考えないようなあんな人は山を登る資格ないな。2020/09/13
-
- 電子書籍
- リベンジ大統領護衛 第34話【タテスク…
-
- 電子書籍
- 【フルカラー】正ヒロインは愛する陛下に…
-
- 電子書籍
- 踏んだり、蹴ったり、愛したり【分冊版】…
-
- 電子書籍
- チョンチュ78 NETCOMICS
-
- 電子書籍
- 狼ゲーム【分冊版】 25 MFコミック…




