光文社キャラクター文庫<br> 千手學園少年探偵團~浅草乙女歌劇~

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光文社キャラクター文庫
千手學園少年探偵團~浅草乙女歌劇~

  • 著者名:金子ユミ
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2020/09発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334790875

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内容説明

ある夜、名門私立千手學園に空を飛ぶ「夜行仮面」が現れ、記者や警察が詰めかける大騒動に。学園の異端児・永人は、この「夜行仮面」の目撃情報にとある疑念を抱く。果たして「夜行仮面」の正体とは――? そして、永人の出身地・浅草で、少女たちが姿を消す事件が頻発。有名な少女歌劇『乙女座』でも消えた少女が複数いると聞き――。大正浪漫の香り漂う学園ミステリ、第3弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆなほし

30
シリーズ3作目。永人の出身地浅草で少女たちが姿を消す事件が頻発し、有名な少女歌劇団「乙女座」でも消えた少女か複数いると聞き…。巻を重ねる度に面白くなる本シリーズ、段々とキャラクターが魅力的になってきて、今巻も見事さらに面白くなっている!特に永人は、浅草育ちの野生児という個性が死なずに學園に馴染んでいるのが良い。図書室の怪人の次は、夜光仮面に少女歌劇団…つくづくツボを押さえてくる大正浪漫溢れる雰囲気がたまらない。政界の縮図たる千手學園が舞台なだけに、スケールもどんどん大きくなってきて、今後が大変楽しみだ。2020/10/03

assam2005

17
3巻目。窃盗団と、その名を語る偽の窃盗団を追う「夜行仮面」。少女失踪事件と関係する人気少女歌劇団の謎を解く「浅草乙女歌劇団」。千手学園に転入してきた安齋と東堂生徒会長が対立し、海軍と陸軍の戦争勃発?!異分子・安齋の価値観がこの時代の常識だったことにふと気づいた。身分に固執し、女子がモノのように扱われ、一人の人間として生きてはいけない時代。乃絵の言葉「みんな、小さい、弱い存在の悲しみや苦しみを見て見ぬふりをしてる」「そうやってこの世は回っている」が心に刺さる。そして東堂の決着の付け方に小気味いい。2022/10/28

イシカミハサミ

10
場が温まってきた3巻。 これまでどおり1話完結の事件を解決しつつ、 規模の大きな話がすすんでいく。 覚えているよりも登場人物が多く、 ちょっと処理しきれないところもあるけれど、 時代と、舞台と、登場人物の、 それぞれが生かされた展開だった。 伏線はどんどん大きくなっている気がするけれど、 全て回収されるのか。2024/03/04

優輝

8
なんだから前回からでてきたおじさんが 裏で幾重にも絡んでそうな話がいっぱいでした 図書室の謎の回収全部ではなさそうだけど 出てきましたね うーん謎やトリックは難しくないけど ほんとに大人側がなんとも不穏というかなんというか… この先平和でいられるのか謎ですね そして最後のとこ生きてる…? もう訳がわからんです2024/01/04

☆こびとのくつや

7
こんなに面白いのに読者数少なくない?もっと世間に知らしめたいんだが❗色んな事件に絡んでくるし、あの東堂からこれほどの友情(なのかな?)を掛けられる蒼太郎って一体どんな人物なんだろう。ほぼ名前だけの登場なので俄然興味沸くわ~。ストーリーもどんどん複雑かつ政治的かつグローバルにもなって来ちゃって、どう風呂敷畳むんでしょ?4巻は21年の夏か。楽しみだー。2021/04/20

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