内容説明
魔王ジークが女勇者ミアに倒されてから五百年後、勇者の末裔は傲慢の限りを尽くしていた。底辺冒険者のアルはそんな勇者に騙され呪いの剣を手にしてしまう。しかしその剣はアルに魔王ジークの全ての力と記憶を取り戻させるものだった。魔王ジークの転生者として、アルは腐った勇者を一掃する旅に出る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
11
最強の魔王が伝説の女勇者に討伐されてから五百年、勇者の子孫達が外道となり果てた世界で、底辺冒険者の青年が魔王の転生体となり、始まる物語。―――腑抜けた世界に見せつけろ、伝説に残したその力。 魔王に認められその力と心を継承し、そして外道な勇者達を敵にし圧倒的な反逆譚が幕を開ける。因果応報、その結末を知らしめるかの如く悪を次々と裁いていく物語であり、爽快感が凄まじいファンタジーな物語である。圧倒的すぎて超余裕、そして外道は悪即断。魔王とその仲間達の世直しの旅の行く末は何処へ。 次巻も須らく期待である。2020/10/02
リク@ぼっち党員
6
わかりやすい俺TUEEE+エロ。特にエロはかなり露骨に入れてきて、最近は過激な描写も増えてきたとはいえラノベでここまで必要か? 勧悪懲善。聖人君子の子孫が皆聖人君子なら世襲の君主制もうまく行くんだろうが、歴史が示すようにそんなわけがない。無能が権力を持つと碌なことはないし、有能が権力を悪用すればより悪い。高潔だった勇者の子孫が堕落しきっていたのでぶっ飛ばすという点はわかりやすかった。ただ舐めプして不意打たれる場面が多いので、俺TUEEEするならもっと振り切った方がいいかと。中途半端な善性は被害を増やすぞ。2020/10/08
ARI
2
「突然ですが、私は獣娘と竜娘と狼娘、あと角娘が好きです。また白髪、銀髪系気だるげジト目の低身長娘も大好きです。理由は簡単――それらとても尊く、至高の存在だからです」 と、作者さんからのお言葉。 うん、全面的に同意しかできない! そんなわけで、白髪気だるげジト目な低身長の竜娘も登場するこの作品、わたしみたいに「表紙の白髪の子可愛いな!」と思ったら手にとってみることをオススメできる本作。最強無双展開とえっちなサービス展開が存分に楽しめました! 勇者や魔王の設定、世界観も非常に丁寧でよかったです!2020/10/03
みしぇるしゅーまは
1
魔王の転生体の主人公が、勇者を倒す話。エロネタ豊富系だった。ヒロインが押し付けがましくて好きではないタイプ。ただ、魔王が勇者を倒す系だし、勇者のその後に視点を当てるというのがかなり面白いと感じる。読み進めていきたい。2021/01/11
黒とかげ
0
うーん。女の子に褒められまくるのは嬉しいけれども、物語に大きな目的もなく俺tueeeしかないとなると空虚な感じがしてしまう。もっともエロ本だと思えばいいかもしれないが……。2021/01/04