戦争社会学研究 第1巻 ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開

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戦争社会学研究 第1巻 ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開

  • 著者名:戦争社会学研究会【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • みずき書林(2020/08発売)
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  • ISBN:9784909710017

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内容説明

「戦争社会学研究」創刊号

戦争や軍事は、人文社会科学にとって、私たち「人間」が群れを作り、他者と関わりながら自由と平等、秩序や安全を折りあわせる場である「社会」の存立そのものに関わる根本的な領域である。あまりに重要すぎて、すべてに透徹する真理、すべての人を納得させる原理・原則はないと考えた方がよい。それゆえ、ここで求められているのは、巨大な社会問題としての戦争と軍事を、市民が討議するための題材の提供や論点の整理であり、討議をより活発にし有意義にするための創発となることである。

【著者】
戦争社会学研究会
戦争と人間の社会学的研究を進めるべく、社会学、歴史学、人類学等、関連諸学の有志によって設立された全国規模の研究会。故・孝本貢(明治大学教授)、青木秀男(社会理論・動態研究所所長)の呼びかけにより2009年5月16日に発足し、以後、年次大会をはじめ定期的に研究交流活動を行っている。

目次

創刊の言葉
〈特集1 ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開〉
特集企画にあたって―ポスト「戦後70年」と戦争社会学の新展開
「戦争社会学」が開く扉
感謝の発露と美化批判―ポスト戦後七〇年の対立軸
「特攻による活入れ」という衝撃―「記憶の継承から遺志の継承へ」モデルの批判的検
シズメとフルイのアップデート
〈特集2 「空襲の記憶」の境界―時間・空間・学問を越境して〉
企画の趣旨、そしてそれをさらに「越える」ために
「防空」という視座―「防空」と「空襲」/「空爆」のあいだ
ダーウィン空襲の記憶―「オーストラリア国防の最前線」を語り継ぐ
軍事化に抗する「戦争の記憶」―ドレスデン「〈一九四五年二月一三日〉協会」の歩み
社会学はいかに空襲を記述できるのか?
空襲の記憶とポスト戦後
一九五〇年代末―七〇年代初頭のSF ショート・ショート作品における核エネルギー表象
編集後記
執筆者一覧

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