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内容説明
小説家・楽々居輪治(ささいりんじ)。長くニューヨークで暮らしていたが、ある事情で単身、東京に戻ってきた。きままな独り暮らしのはずが、日本に暮らす息子のマックスと娘婿のヤスは、輪治を慕って毎週末は入り浸り。時にはマックスの息子、飛び級の天才児ルーカスやマックスの妻ベリンダ、輪治の娘レイチェルも加わって、世代を超えた家族の休日をとことん満喫。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ozoz
13
ささいな幸せがふわりふわりと積み重なる。楽々居の姓にもつながって、まぁるい気持ちになる。「特別なことは起こらない。でも思い出として、自分の中に足されていく。そういう日曜日」2025/02/05
ソラ
10
特に何かあるわけでもないけれど、このまったりとした空気感がとても良い作品でした。2021/02/20
ブラフ
9
【完結】ああ〜、もう終わってしまった。早すぎるよ。もっとリンジ氏とのいろんな「日曜日」を楽しみたかった。ホント、オノ・ナツメが描くこういう「何てことない日常」がとても居心地が良くて、いつまでも読んでいたい。キースに続き、ビクターまで出てきた。そして、何気にJR岡山駅前の桃太郎像が出てきてビックリ!地元が好きな作家の作品に出てくるのって本当に嬉しい。ちょっと前にも何かで岡山駅前が描写されてなかったかな… 何だっただろう???2020/08/29
さとみん
8
大人のカキ氷はいいなあ。今回は海外からのお客さんが多くて、こんな時代もあったなあと遠い目になったがそれは物語の外の話。楽々居家の時の流れを感じる前日譚もあって、いい完結巻だった。2020/08/23
ころっぷ
4
特別な日曜日が、いつも通りになっていく幸せ。流れるままに身を任せ、興味が湧く方へたゆたう3人の時間。飾らない生き方が自然体の豊さと、スマートさを生み出す。のんびりと居心地の良いシリーズが終わってしまった。残念だが、またいつかふと出会えそうな、そんな気がしてならない。2021/09/01