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内容説明
問 遺体に刻まれた傷痕に隠された法則を120文字で述べよーーどんな難事件も、試験問題にすることで解き明かしてしまう天才理系少女・夜挽 理(やびき まこと)。彼女は10年前に両親を殺した犯人を追い続けていた。そんな中、まるで笑っているかのように口を切り裂かれた遺体が発見された。それは理の両親の遺体につけられた傷痕と同じものだった。果たして今回の事件の犯人は、10年前と同一犯なのか。血塗られた記憶を辿り、理は事件に挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
麦ちゃんの下僕
97
うーん…1巻にも増してツッコミどころ満載(笑) もう列挙はしませんが、1番ダメなのは、作者が自分の考え出した“トリック”を使いたいがために設定した“犯行現場の状況”が、あまりに不自然すぎること!神社の宝物殿が犯行現場なんですが…その収蔵品である長持の上に、フナが入った金魚鉢がたまたま置いてあった…って何それ!?苦しすぎる(笑) 一目瞭然なフーダニット・イマイチなホワイダニットの上に、作品の核であるハウダニットがこれでは…ね(苦笑) 2巻で一応完結していますので、上・下巻でよかったのに…続編は無理でしょう。2020/10/29
トラシショウ。
19
「あなた犯人でしょ・10年前パパとママを殺した鬼は・・・あなただったのね」。前巻から承前、過去に首吊りが起きた場所で起こる新たな首吊り事件に挑む「殺人力学」の解決編から、謎解き女子・夜挽理のオリジンとも言える「嗤う死体」を挟んで10年前の事件の真犯人との対決を描く「最終試験」までを収録。「推理系女子~が読めるのはLINEマンガだけ」と帯にあるけど今巻で完結(閲覧可能、と言う意味合いなのかな)。理系女子だから謎を解ける、みたいな初期設定の大半が忘れ去られたままに呆気ない幕切れ。参ったな(以下コメ欄に余談)。2020/08/27