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内容説明
河合雅雄がペンネームで描く、児童向けの本格的な動物記。第3巻目の今回は、オーストラリアに生きる動物たちが主人公です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
さつき
76
オーストラリアの大草原で暮らすネコのタック、ウサギのオーリーを主人公にした動物記。ネコもウサギも人によりヨーロッパから持ち込まれた生き物です。現地の生態系を壊す存在として駆除の対象とされますが、動物にはそんな事は関係がない。与えられた環境で懸命に生きるだけ。タックもオーリーもその生い立ちから身体の仕組み、生活について分かりやすく描かれています。自然と感情移入してしまいますが、変に擬人化されることはなく、ありのままの動物として描かれています。生命のもろさと力強さ、相反する要素が絡み合う骨太な作品です。2023/03/06
田中ぴみこ
1
動物ものは大好き。その中でもすきなウサギとネコが登場する小説とあって、図書館で借りてみた。 作者は生態学を研究している人なので、特にウサギの生態は詳しく書かれている。 物語は、タックの成長を追いながら、生態なども詳しく説明しながらもタックの冒険の話が書かれている。 タックが、ボスに君臨する話は割愛されていて、その話はまたいつか。という風にかかれているが、続きは発売されていないよう。 ウサギのページはあまり面白くなく、またネコに捕食される側なのでちょっとかわいそうなのだが、それも動物の摂理なのであるか2012/11/02




