TH Literature Series<br> 百鬼夢幻 ~河鍋暁斎 妖怪日誌【電子書籍版限定・書き下ろし短編付】

個数:1
紙書籍版価格
¥2,200
  • 電子書籍
  • Reader
  • ポイントキャンペーン

TH Literature Series
百鬼夢幻 ~河鍋暁斎 妖怪日誌【電子書籍版限定・書き下ろし短編付】

  • 著者名:橋本純【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 書苑新社(2020/08発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784883752058

ファイル: /

内容説明

“江戸が、おれの世界が またひとつ 行っちまう!”
異能の絵師・河鍋暁斎と妖怪たちとの奇妙な交流と冒険を描いた、幻想時代小説!

江戸末期から明治にかけて活躍した天才絵師、河鍋暁斎。
こと妖怪画で名を馳せた彼は、実はその妖怪たちが見えていた?
絵の中から蝶を舞わせ、河童と酒を飲み、天井画のために龍を写生し、弟子コンデルとともに旅先で狐火の行方を追う――。
幕末から文明開化へ、江戸の大変動を背景にした異能の絵師の冒険!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Oke

0
河鍋暁斎を主人公にした小説。暁斎の絵は、躍動感にあふれている。その物を見なくても描けるほどに観察する訓練を幼い頃から重ね、筆を握れば一気に書き上げる。また、国芳と狩野派に入門し修行したので、浮世絵も、正統派の日本画もお手のもの。幕末から明治にかけての人気絵師だった。そんな暁斎の妖怪画がまるで見てきたかのように描かれていることから、見えたのではないかというのが本書が書かれた出発点。暁斎と妖怪たちのコミカルなやり取りとは対称に、消え行く江戸が切なかった。2015/08/17

あき

0
幕末の天才絵師・河鍋暁斎と妖怪との交流を通して描かれる消えゆく江戸と妖怪の物語。失われていく江戸が、おもしろうてやがて悲しき……って感じで切ない。電子書籍の書き下ろし短編は編集の手が入ってないようで、漢字や三点リーダーの使い方がちょっと気になる。内容的にも本編にないエピソードかな?ってのがあってなんかモヤモヤ。続編の構想があるそうなので、それ絡みなのだろうか。続編出るなら絶対読みたい!佐藤雅美「半次捕物控 天才絵師と幻の生首」の子供が生首を拾って写生するってのは、暁斎が9歳の時の逸話が元ネタ。2021/04/06

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/9778056
  • ご注意事項