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内容説明
『人馬』墨佳遼が挑む新・王道バトルファンタジー!忌み畏れられた鉄の腕で、少年は世界の破滅と戦う!!
生き物が生身の腕に加えて、鉄の腕を持つ世界。
二対以上の鉄の腕を持つ者は【多腕】(たわん)と呼ばれ迫害される。
差別を正義と言い替え平和は保たれていた。
だがある日、世界を破滅へと誘う百対の腕を持つ悪魔が復活‥‥!
多腕の少年・アシダカは運命に導かれるように悪魔と対峙する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
30
「私は・・・飛び出す事も出来なかった・隠れて過ぎ去るのを待つばかりの中、貴方達だけがアレに向かっていった。だから・・・息子が生きています・ありがとう」。積読消化。人が生まれながらに背中に鉄の腕を持ち、一対以上持つ者はかつて存在したとされる「百対の悪魔」の前兆として忌み嫌われ差別される奇怪な世界。二対故に棄てられた少年アシダカは同じ境遇のゲジと共に逞しく生きていたが、再び蘇った百対の悪魔の脅威に立ち向かう事になる。イマジネーション豊かな設定、ではあるんだけど、ちと読みにくいなぁ(以下コメ欄に余談)。2021/02/03
JACK
11
○ 人間が生身の腕一対に加えて機械の腕一対を持つ世界。しかし、中には機械の腕を二対以上持つ者もいる。彼らは「多腕」と呼ばれ、不吉な存在として迫害を受けていた。荒廃した世界には、たくさんの小型ロボット「ドロイド」が存在していて、なぜかドロイドのパーツは人間の機械の腕のパーツと互換性があるのだった。そして、その世界には百対の腕を持つ悪魔と呼ばれる存在がいる。砂漠で繰り広げられる冒険物語。背中から生えた機械の腕を大きく広げた姿は迫力があるが、次巻を買うかは微妙かな。2020/07/30
ぱんなこった
4
昆虫と機械のハイブリッドのような生命体が織り成す個性的なSFファンタジー。世界観は違うものの同作家の人造人間SFを思い出す。一巻はアシダカとゲジの出会い、百対の悪魔との因縁が描かれ、悪魔解体軍との接触と反発を区切りに次巻へ続く。全体的に緩やかなペースで進むのでじっくり読むのに良さそう。2022/03/19
たみ
4
kindle無料。面白い。人間(?)に虫モチーフのマニピュレータが生えている世界観。やっぱり機械腕ってロマンですよね。マジョリティである昆虫型は人間の手足に加えて「一対」の腕で計6本足。それ以外のクモやゲジゲジは「多腕」として迫害の対象。機械生物が徘徊していてそこからパーツを奪って自分を強化できるのはなんとなくロックマン世界っぽい。絵も話もアツくて非常に評価できるが一部の戦闘シーンがちょっとゴチャゴチャしていてわかりづらいのがもったいない。2021/03/14
十二月の雀
3
少年漫画路線に舵切ったのか。2020/07/21