集英社みらい文庫 相方なんかになりません！ 転校生はなにわのお笑い男子！？

著者名：遠山彼方【著】/双葉陽【イラスト】

集英社（2022/11発売）

• ISBN：9784083217463

内容説明

第12回集英社みらい文庫大賞・大賞受賞作！　「酒井さんは、おれの運命の…相方や！」ある日、小５の心晴（こはる）のクラスに大阪からの転校生、西橋くんがやってきた。お笑い大好きな西橋くんに、「ツッコミセンス」を惚れられてしまう心晴。朝の会での“自己紹介リベンジ”につきあうはめに??　さらに、“漫才コンテスト”の相方になってほしいと頼まれてしまい…!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[TAKA]

551の豚まんって何だ？終始それが気になった。豚まんと肉まんは何が違うんだとか。 それで調べたら本当にあった。そこで一気にリアルストーリー感出てきた。

2022/11/20

[こまさん]

娘一人読み。心晴ちゃんのツッコミのうまさに惚れた笑大、漫才コンテストに向けてお話が動き出します！大阪育ちの娘には、すぅーと入ってきたようです。めっちゃ面白いって言ってます( ◠‿◠ )

2023/12/10

[蜂賀三月]

第12回集英社みらい文庫大賞・大賞受賞作。 「お笑い」というテーマで書かれた本作は会話文だけでなく地の文までテンポが良い。笑大くん(転校生のお笑い男子)は一見ふざけたキャラのように見えるが、物語のなかでお笑いをしている理由や、笑いにおける信念などが垣間見えてくると、どんどん好感度が上がる魅力的なキャラクターだった。 物語はとにかく、主人公の心晴と笑大くんの掛け合いが楽しい。会話のレベルが高い小説だった。続きが楽しみな作品！

2022/11/26

[HASE, Moto]

世話の焼ける弟妹や天然ボケな母と暮らしているせいもあり、オカン的ツッコミ体質の心晴。おしとやかな女の子になりたいのに、大阪出身の転校生・西橋くんから「運命の相方や！」と謎のアプローチを受けてしまい……。 テンポのいい会話劇に噴き出しつつ、あっという間に読了。漫才大会を目指して頑張る姿が爽やかで熱くて、且つ笑えて、とてもおもしろかった！　これからどうなっていくのか楽しみ。 2人の漫才を音声で聞きたいです。前説のとこだけでもいいから……。

2022/11/19