内容説明
身近なテーマからフェミニズムを考えるフェミマガジン創刊! 大手コンビニチェーンが2019年8月に「成人向け雑誌」の販売を中止した。私たちの生活に欠かせないコンビニという場所に「エロ本」があったこと/なくなることについて、人気マンガ家・田房永子が編集長となり二度とないタイミングで、60人のリアルな声を集めました。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
国士舘大学そっくりおじさん・寺
70
今更だが、この『エトセトラ』というフェミニズムマガジンは、毎号編集長が違って面白い。久しぶりに面白い雑誌がある❗️と喜んでいる。まだ4号までしか出てないが、長く続けてほしい。少年アヤという人の文章が面白い。新しい書き手は、魅力ある雑誌でしか知れなかった「雑誌の時代」の再来を思う。特集も良い。オリンピックが決まって良かった事の唯一は、コンビニからエロ本が無くなった事である。トイレが空くのを待っているだけなのに、エロ本を物色しているように誤解されているのではないかと気にしていた。でもまだライトなやつはあるね。2021/02/16
なるみ(旧Narumi)
21
ちょっと苦手な感じの編集、文章でした。2021/01/15
ゆう
18
日常生活の中では、存在したとしてもなかった事にしてる範疇の事。例えばコンビニのエロ本。を言語化することはこんなにも新たな感覚、生きる力みたいなものを目覚めさせてくれる。私にとってフェミニズムは、そのように作用します。この雑誌を読んで、たくさんのことに気がついたし、たくさんのことが言語化されず蓄積されていたことにも気がついた。例えば。Going Steadyが童貞ソーヤングって歌をだした時、とても羨ましく感じたこととか。あれは、男性の欲望が世の中に広く肯定されてる感じを、羨ましく感じていたんだなってこととか2019/06/02
ケー
16
R18雑誌が2019年夏にはコンビニからなくなる。それが何を意味するのかを問うた雑誌。確かに誰でも利用できる公共の空間としては歪な光景と言われても仕方ないよなぁ。2019/05/26
ハル
8
編集長につられて購入したが、なかなか読み応えがあって面白かった。本当に、よく考えたら異常な事だった。あの辺りだけ変な匂いがしそうだったもんね。近所のコンビニで見かけてた毎日エロ本を立ち読みしていたオッサンはこれからどうするのかな?といらん心配もしたり…。瀧波ユカリさんのコラムはすごい納得。次号予告の「we love 田嶋陽子」も気になる!どんな本なんだろう…!私もひょっとして好きなのかも。買うかもしれません。 2019/07/17