講談社文庫<br> シゾイド人間 内なる母子関係をさぐる

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講談社文庫
シゾイド人間 内なる母子関係をさぐる

  • 著者名:小此木啓吾【著】
  • 価格 ¥660(本体¥600)
  • 講談社(2020/07発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 180pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061833609

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内容説明

調子がよく、それぞれの場面にふさわしい人物を演じてはいるが、ぶつかり合ったり争ったりすることを通しての、激しい愛や憎しみの結びつきがない――同調的引きこもりという、現代人の心理特性を鮮やかに分析して「シゾイド(分裂)人間(schizoid person)」像を提示し、人間の心の成り立ちをさぐる、話題の名著。抑うつ人間・モラトリアム人間・シゾイド人間と変わりゆく現代人の心理を鋭く分析し、その日本的特性を具体的にさぐって、新しいタイプの人間たちを鮮やかに描く。現代人の典型「分裂人間」を初めて説く!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆきだるま

2
ここで言うシゾイド人間とは、社会となるべく深く関わらず、人間関係をその場その場でやり過ごしてことなきをえようとするひと、それは冷たいのではなく、傷つきたくないから。これすごく自分に当てはまるよなあと。根本に愛されたいとかわかってもらいたいとかあるけど、どうせわかってもらえない、とかね。そして先日読んだ「モラトリアム人間〜」とも関連してる。根本を辿っていくと、フロイトとか日本独自の風土とかが関連してると。その理論はうなずけない部分もあるし、今の時代にそぐわない部分もあるけど、なるほどのことも多々。2023/12/30

0
Y-202004/09/15

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