Kラノベブックス 転生貴族、鑑定スキルで成り上がる ～弱小領地を受け継いだので、優秀な人材を増やしていたら、最強領地になってた～

著者名：未来人Ａ【著】/ｊｉｍｍｙ【イラスト】

講談社（2020/06発売）

• ISBN：9784065204221

内容説明

アルス・ローベントは転生者だ。
卓越した身体能力も、圧倒的な魔法の力も持たないアルスだが、
「鑑定」という、人の能力を測るスキルを持っていた！

ゆくゆくはローベント家の長男として家を継がねばならないアルスは、
鑑定スキルを使い、有能な人物を出自に関わらず取りたてていく。

「類い稀なる才能を感じたので、私の家臣になってほしい」

アルスが取りたてた有能な人材が活躍し、領地の発展という大志は燃え上がる――！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こも 旧柏バカ一代]

人の能力を鑑定出来る主人公アルス。幼少の頃に被差別のマルカ人だが総率、武力、知略、政治が90オーバーのリーツを見つけて部下にする。その後、魔法兵が欲しいという父親に言われ。奴隷商で売られていた総率と武勇が90オーバーで兵科が魔法兵Sのシャーロットを買い取って奴隷から解放して部下にする。さらに同じ歳くらいの男の子のロセルの知略が100オーバーで適正兵科が計略Sなので軍師候補として部下にして自身の持っている本を読ませる。許嫁のリシアは政治が100で野心が高いので警戒していたら、リシアがそれに気が付いて、、

2023/08/06

[nishiyan]

35歳で急死した前世の記憶を持つ弱小貴族の長男アルス。人の才能を見抜く鑑定スキルを持っていた彼が集めた人材とともに皇帝の権威が失墜し、今まさに戦乱が起きようとする世界で成り上がる異世界転生もの。武勇と知略に優れた非差別人種マルカ人のリーツをスカウトしたのを皮切りに魔法の才がある奴隷だったシャーロット、家では役立たず扱いされるも知略を持つロセルと順調に仲間を増やす展開。婚約者リシアには翻弄されるも、まあ前世が童貞だから仕方ないか(笑)。父が亡くなり、本格的に属する総督家のお家騒動に巻き込まれるがどうなるか。

2024/05/04

[さとうはるみ]

昔、ウェブ版を読んでいたのがオーディブルになってさっそく聞いた。オーディブルで聞くとより素晴らしい。本人の鑑定はできないし、本人に武力や頭の良さは・・・みたいな描写が続くが、ではなぜ、優秀な家臣達を登用し忠誠を誓われ続けているんだい？という疑問が生じる。「将に将たる器」と好意的に解釈したい。韓信？に自分は何万の兵でも指揮できますが、陛下は3万の兵を率いるくらいの器です。が、私らのような将を統率できる「将に将たる器」ですと言われた劉邦みたいに。劉邦より主人公の方が好きだが。

2025/08/24

[史]

転生物語だけども、全てをひっくり返る力はなし。その上で立身出世や成り上がっていく戦記物語かな。序章であり少し固有名詞が多いところが気になるけれども、これからどうなっていくのか楽しみですね。好きですねぇ。

2024/04/24

[nas]

調略のネタが結構好きな感じ

2024/06/29