日本経済新聞出版<br> 金融不安定化原理 イノベーションの罠と深化の構造分析

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日本経済新聞出版
金融不安定化原理 イノベーションの罠と深化の構造分析

  • 著者名:大村敬一【著】
  • 価格 ¥4,950(本体¥4,500)
  • 日経BP(2020/06発売)
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  • ISBN:9784532135034

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内容説明

金融システムの不安定化は、実物経済の低生産性化を背景とする金融部門の肥大化とリスクの集中化がもたらす宿命といえる現象だ。リーマン危機以来金融システムの不安定性の解明が叫ばれてきたが、まだ決定打は現れていない。

本書は、金融不安定化の要因を、金融イノベーションと金融ビジネスの観点から歴史的流れも交えて整理し、それがもたらすモラルハザード等インセンティブ上の問題に原因を求めるかつてない分析。制度、歴史、市場、金融商品と幅広く金融を研究してきた著者だからこそ可能となった包括的金融論である。

目次

第I部 金融イノベーション/ビジネスと金融システム
第1章 金融イノベーションと金融危機
第2章 金融ビジネスの発展
第3章 金融機能
第4章 インセンティブ上の問題

 第II部 わが国の金融ビジネスと金融システム
〔転換期編〕保護行政からテイクオフできない銀行
第5章 銀行破綻の処理と救済
第6章 ベイルアウトからベイルインへ

〔模索期編〕銀行のビジネススキームの転換がもたらしたモラルハザード
第7章 銀行ブランドを使った安易な模索
第8章 過剰債務整理のための短命商品とその後の新株予約権スキーム

 第III部 新たな金融イノベーションの波と金融ビジネスの行方
第9章 暗号資産とファイナンス--ICOの評価と問題
第10章 ファンダメンタルズ情報のない段階でのファイナンス

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

takao

1
ふむ2024/12/12

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