幻冬舎文庫<br> ほんとはかわいくないフィンランド

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幻冬舎文庫
ほんとはかわいくないフィンランド

  • 著者名:芹澤桂【著】
  • 価格 ¥617(本体¥561)
  • 幻冬舎(2020/06発売)
  • ポイント 5pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784344429895

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内容説明

気づけばフィンランド人と結婚して、ヘルシンキで子どもまで産んでしまった。暮らしてみてわかった、ちゃっかり賢く、ざっくり楽しい、フィンランドの意外な一面。裸で大事な会議をしたり、いつでもどこでもソーセージを食べたり、人前で母乳をあげたり……。ちょっと不思議でなるほど納得。「かわいくない北欧」に笑いがこぼれる赤裸々エッセイ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

シナモン

184
フィンランド人にとってムーミンはドラえもん的存在。地震速報ならぬオーロラ速報がある。ポテサラとソーセージで年越し。フィンランドでの出産と育児事情(とても詳しく書かれています)。ほんとにかわいいのは日本だよっていうけど、なんだかんだ言ってフィンランド愛溢れる一冊でした。2021/01/17

ふう

110
かわいくなくてもフィンランドにはほかの魅力がたくさん。日本とフィンランドを比べてどちらがいいというのではなく、どちらをもの良さが書かれていて、文化の違いを考えさせられます。フィンランドでの出産や子育てへの手当ては、子どもを大切に思う社会だということが伝わってきます。男女の関係もいいですね。森と湖の国、ムーミンとサンタ、オーロラと白夜。何よりグラビアにあるお庭レストランがすてきで憧れが募ります。そんな国にも鬱屈や貧困、差別が渦巻いているとありました。北欧ミステリーにもそういったことへの苦悩が描かれています。2020/06/30

ジュール リブレ

90
国際結婚でフィンランドに住むことになった著者のエッセイ。良いところばかりではなく難しいことも沢山あるのだろうが、異文化を楽しんでる姿に敬服。初めての出産に関する数編は驚愕⁉オーロラやサウナの話はウラヤマシイ。2021/06/26

ぶんこ

68
フィンランド人と結婚して子育てもしている著者のエッセイ。北欧家具やマリメッコ、小物がかわいいと言われていますが、住んでみるとわかること。マリメッコは中年以降の女性がダボっと着ていて、若い人はジーンズにTシャツがほとんど。皆さんおしゃれには気を使わない。本当の意味での男女平等の厳しさも書かれていました。印象的だったのが医療関係。会社ごとの保険があって、そこの社員であれば手厚い医療が受けられるが、配偶者は別。医療事務の人ではなく、医者や看護師が対応。保健所のようなネウボラ。国からの「ベイビーボックス」等々。2021/05/11

Nat

53
図書館本。可愛くないかもしれないが、やはり日本より住みやすそうと思ってしまうフィンランド。フィンランドの妖精トントゥに興味津々。筆者が買ったトントゥの図鑑を私も欲しい!そして、筆者本人も言っているがフィンランド愛がだだ漏れで本当にツンデレ!って感じ。2023/08/31

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