沖縄から貧困がなくならない本当の理由

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沖縄から貧困がなくならない本当の理由

  • 著者名:樋口耕太郎
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 光文社(2020/06発売)
  • ポイント 9pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334044794

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内容説明

沖縄には、謎が多い。圧倒的な好景気が続く中、なぜ、突出した貧困社会なのか。「沖縄の人は優しい」と皆が口をそろえる中、なぜ、自殺率やいじめ、教員の鬱の問題は他の地域を圧倒しているのか。誰もなしえなかったアプローチで、沖縄社会の真実に迫る。「沖縄問題」を突き詰めることは日本の問題を突き詰めることであり、それは、私たち自身の問題を突き詰めることだ――。「コロナ後の世界」のありかたをも問う、鮮烈の問題作。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

rico

113
「なんくるないさー」の響きは好きだけど、諦めの言葉になってしまってるのかな。経済的・社会的に厳しい状況にあるる沖縄。背負ってきたものの重さをふまえつつ「今」の問題を容赦なく指摘できるのは、著者が沖縄でビジネスをした経験があるからこそ。でもそこまで言って大丈夫・・・?強い同調圧力と親族とのつながり、「出る釘」への軋轢、低い自尊心。それ、沖縄だけの話じゃなくて・・・と思ったら、最後は「日本の問題」というまとめ。解決法パートはビジネス本ぽくて違和感あったけど、問題提起だけでは無責任、という著者の矜持を感じます。2021/06/11

キク

73
ひろゆきと沖縄の新聞記者のバトルが話題だけど、自分の真実で他者を冷笑する人と、自分の正義で他者を弾糾する人の噛み合わないゲームだった。座り込みの定義とか抗議行動の法的正当性とかは、僕の知りたい沖縄の問題ではない。著者は元野村証券の本土の人間だけど、16年間ほぼ毎日5時間、沖縄の飲み屋に1人で行き酒も飲まずに人々の会話に耳を傾けた。経済の人なので、ディベートの技術や、信念に基づく熱い高揚感とかは全然ない。でも泥臭く沖縄に寄り添ったこの本が、結局沖縄の問題を1番正確に教えてくれた。沖縄と向き合うならお勧めです2022/11/03

HANA

71
タイトルに惹かれて読み始めてみたのだけど…。内容的には沖縄の発展できない要因は偏に同調圧力だけにあり、そこから出ようとする者を排除しようとしている。という事に尽きて外的要因には一切触れられていない。確かに心の持ちようも大事だけど、離島と貧困の問題については地理的要因が第一に挙げられると思うのだけど。頷ける意見も多いのだが、やはり外部を一切排して、全てを個人内面の問題に帰するのもどうかと思う。後半は自尊心や愛といった分野まで話が伸びていくし、何となく前に見た企業のセミナーを読んでいる気になってしまいました。2023/10/07

とくけんちょ

53
いろいろと考えさせられる読書であった。沖縄に住み、人の話を聞き、体験してきたことから、制度的な問題に切り込み、貧困の根本原因を探る。結論からいうと、沖縄だけに限らず、全ての問題を解決するために必要なものは、愛らしい。過去、ホテル経営者であった筆者は、そのことに気付き手腕を振るったが、狂人として本社から解雇されたらしい。家族、職など全てを失い、愛にのめり込んだようだ。2022/05/20

T2y@

49
「なんくるないさ」の副作用。 クラクションを鳴らした方が加害者たる、事なかれ主義の同調圧力。沖縄地場企業を実質強固に支えてしまっている、貧困労働者層。読むのがしんどくて、なかなかペースが上がらなかったが、オリオンビールの買収背景など肯く事多数。沖縄の二面性は、さらに(×2)多面的に見る必要がある。2020/08/12

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