内容説明
著者が20数年かけて積み上げてきた泌尿器科手術の知識・技術を1,000枚近いオリジナルイラストに結実。低侵襲手術を安全かつ手際よく進めるために必要な、剥離の際の指標となる膜構造・層構造を明確に示すとともに、手術のプロセスを仔細に解説。若手からベテランまで、泌尿器科手術のスキルアップに必須となる待望の手術書。
目次
1 術野展開に必要な層構造の知識(骨盤部腹壁の層構造;側腹部腹壁の層構造 ほか)
2 手術を円滑に進めるための膜構造の知識(膀胱・前立腺周辺の膜構造;腎臓・副腎周辺の膜構造 ほか)
3 出血を最小限にとどめるために必要な血管走行の知識(膀胱・前立腺(膀胱・子宮・腟)周辺の血管走行
腎臓・副腎周辺の血管走行 ほか)
4 臨床解剖学的知識に基づいた主な泌尿器科手術の実際(前立腺全摘術;骨盤リンパ節郭清 ほか)
5 主な術中損傷への対応(直腸損傷修復;胸膜損傷修復)
著者等紹介
影山幸雄[カゲヤマユキオ]
埼玉県立がんセンター泌尿器科部長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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