内容説明
好カード連発の東洋プロレス主催「バーリトゥード・チャレンジ」もいよいよ大詰め。姫川勉に惨敗した後、地方を彷徨っていた丹波文七が、ついにリングに帰ってきた。相手は〝ザ・プロレスラー〟ことカイザー武藤である。最終試合では堤城平と巽真が激突。会場の興奮は、いまや頂点に達しようとしていた。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hnzwd
25
5年振りくらいの二巻。。ジャイアント馬場、アントニオ猪木のガチの試合を満喫できます。丹波文七が完全に食われてます。しかし、何と言っても今回は堤が主役。生きることと戦うことが同じ意味になっている男を感じました。松尾象山は相変わらず太い。2015/05/17
木村 武史
14
久しぶりの夢枕獏作品。少し寝かせ過ぎた。カイザー武藤戦は意外とあっけなかった印象。作者も年をとったか、プロレスを書ききれなかったのだろうか。キマイラもそうだが、この作者、最後まで書き上げるつもりはなさそうだ。そういえば、須玖根流の話はどうなった?2016/11/03
Masaaki Kaneda
6
好きなジャンルなのも大いにあると思うのですが文章なのに映像が出て来ます 一気読みでした さあ3巻探さないと2018/06/17
あたちゃん。
3
【再読】丹波vsカイザー武藤、堤vs巽の2試合が描かれています。どちらも迫力ある描写と、生きざまが描かれていて面白い。このシリーズはあとどれだけ続くのか分からないけど、磯村一派の話も描かれたりしたりして、まだ当分は終わらなそうな予感。2015/06/08
K
2
一気読み。堤VS巽の試合は漫画版で見たかった。2021/01/17