ウィングス・ノヴェル 倫敦花幻譚（２）～失われた花園とサテュロスの媚薬～

著者名：篠原美季【著】/烏羽雨【イラスト】

新書館（2020/04発売）

• ISBN：9784403542190

内容説明

十九世紀半ば、大英帝国ヴィクトリア朝初期。ある一枚の植物画が発端で、青い蘭を求めてインドの山中へ赴いたプラントハンターのネイサン。危機に陥った彼が一命を取り留めたのは、助手レベックの力あってこそだった。ウィリアムの待つ故郷ロンドンへ蘭を携えてようやく戻った頃、学生時代からの友人ハーヴィーが営む会社の建物が全焼する。彼の頼みに応じ、ネイサンは放火事件の犯人捜しをすることになり……？　比類なき公爵家のプラントハンターと奇蹟の花々をめぐる物語、第二弾!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[みっくん]

読みやすいです。ただ、キャラクターもすごく引力があるでなし、話にも意外性があるでなし、可もなく不可もない暇つぶし本って感じがしてしまいます。

2022/08/20

[あきら]

メモ：ペーパー付き

2020/04/12

[かぎっぽ]

登場人物それぞれキャラが立っていて今のところ便宜上ネイサンが主人公なんだろうなぁーって感じ。ウィリアムの情報量が多過ぎる。わかったわかったそれ知ってるから…当時の英国の貴族社会なんてさらっとさらうだけで後は想像力でなんとかするわ(笑)。まだまだネイサンとレベックの冒険譚やレベックの不思議エピソードを引っ張ってほしいなぁ。真相はその後で…。次も楽しみ

2020/03/30