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内容説明
悲惨な過去の記憶を手繰っても不幸になれない柊吾。「いい人」であることをやめ、目の前の金・生活のために生きるたろ。二人をよそに、アッシュはエージェント441号(ヨシヒト)の話から「過去に行われたもう一つのゲーム」を知る。そのゲームの結末は、現在へと連なる凄惨なものだった。
柊吾の悲惨な幼少期の謎が遂に明らかになる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぐうぐう
15
何かを願い、それを叶えるためには代償が付き纏う。ナナミの眼帯、その奥の無くした眼球は、代償の結果。三人は、その代償が、自分達に関係していたことを知る。自分のために誰かの何かが失われる。幸いにも、今回のケースの代償は、目に見えるものだ。ゆえに、人は自分のために誰かが傷付いたことを容易に理解できた。けれど、世の中の出来事の多くは、目に見えづらい。心の中の傷ならば、なおのこと。その目に見えない誰かの傷を見ようとする行為、ナナミの眼帯の奥の空洞は、そんな諸々を象徴しているのかもしれない。2020/06/07
雨
12
たろが好かれるのは分かる気がします(笑) 個人的に705号が好みだったり。クールなお姉さんて感じで好き。2020/04/25
LUNE MER
7
ここに来て怒涛の「転」。せとな先生の作品は救いようのないラストになることは稀な印象があるけど、今回の落としどころはどうなることやら…ドキドキ2020/04/26
紫陽花
6
■電子書籍(ひかりTVブック) ヨシヒトー!柊吾ー!そういうことだったのかー! ある程度予想はしてたけどいちいちひどいね! 3巻ぐらいから買おうかなぁ。 怒涛の展開のところいまいち覚えてない😂 ナオコとヒトミ、もうそれ以外の名前が浮かばないほど似合ってるからすごい笑2020/05/03
かなっち
4
柊吾…ゲーム云々の前に、不幸No1は君だよ!!過去のゲームに勝ってたのに、叶えたい願いが『死ぬこと』だったなんて。このシリーズ、ホント、救いは一体どこにあるのでしょうか…。今回唯一の良かったことは、ナナミの目の秘密を3人が知った事でした。ナナミの犠牲を知ってもらえない事が、とっても苦しかったので…。そして、どうかどうか、人間の『悲しみ』や『喜び』を知ったナナミが、柊吾と幸せになれますように…。その前に、無事に9巻が発売されますように!!2021/11/02