内容説明
熾烈極まる第四回スクワッド・ジャムの死闘から約1週間後。『ファイブ・オーディールズ』、すなわち“5つの試練”の意味を持つ謎のクエストに、レンたちLPFMはボス率いるSHINCとの合同チームで挑む!
「今回のクエストは、スクワッド・ジャムとは違って対人戦闘はナシ。フィールドに出る“エネミー”を倒しクリアを目指す。そして一番重要なのは十二時ジャスト一斉スタートの“競争型”ってこと」
第一のフィールドに転送されエネミーを警戒するレンたちが目にしたのは――「こんにちは、皆さん」。言葉を喋るかわいい犬で……!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
雅
57
今回も盛り沢山な内容で大満足。終始ゲーム感覚で楽しかった2020/09/25
雪紫
52
再読。改めて読むと言葉より銃弾で雄弁に語る危ねえ連中の巣窟です。自分含む。の説得力感半端ないわぁ・・・(常識よ何処へ行く)。完全にオタサーの姫と化したピトさんがピトさんなのはさておき、やっぱりこの巻のナイスキャラはフカだな。・・・しかし、あのクソ作家、そのうちプレイヤーから焚書されかねないぞ大丈夫か?2022/03/26
オセロ
33
フカ次郎の株が爆上がり不可避な巻。SJのスポンサーの小説家が考えた5つの課題を競争するといった内容で、ピトさんとエムさんとSHINCのメンバーと現実での交流が生まれたことをキッカケに合同チームで挑むことにしたレンたら。様々なギミックのあるステージでクリア条件を模索するのはまさしく“ゲーム”って感じでいいですね。ラストのフカ次郎と案内犬のスー三郎の友情を描くシーンはもう…めちゃくちゃ良かったです…。2024/11/16
芳樹
31
【BW】LPFMとSHINCメンバーがリアルで交流したことを切っ掛けに、両チームが組んでクエスト『5つの試練』に挑む今回。対人戦での殺伐とした命のやり取りではなく皆で『協力し合って』ゲームに臨むので、SJとSJの間の箸休めといった感じかなと思っていました。キャラどうしのやり取りもいつも以上にコミカルだったしね。でも最終的には、やはりピト。彼女によってそんな雰囲気がひっくり返されてからの怒濤のバトル展開が実に熱い終盤でした。今回は推しのフカ次郎があらゆる場面で「かまして」いるのが良かったな。次はSJ5かな?2024/11/09
どんぐり@京都の何処かで
27
仲の良いSHINCやクレランスたちとチームを組んで、攻略することとなる今回のイベント。でラストはおいおい何でそうなる、いやなるよねーといったバトルロワイヤル。ピトさん、やはりエグ過ぎる。巻全体を通しては、大きいところで、神崎エルザ=を結構な人数が認知しだした。身内だけだが、これは今後に大きい伏線。そしてエルザとエムが二人っきりになる度に語られるエルザの真実。いやエムさん、あんたスゴイ男だよ、変態だけど。2020/04/24