内容説明
映画とウイスキーの素敵な関係を綴るエッセイ『ウイスキー アンド シネマ』の第二弾! 今回も古今東西の映画にあらわれたウイスキーの名ショットの数々を軽妙な文章とイラストで紹介します。殺人事件解明の発端となったアイラ・モルト、父と子のわだかまりを解いたプレミアム・バーボン、若い金融マンの必勝アイテムとなった最高級スコッチ、ジゴロのデビューを助けたアイランズ・モルト、軍隊の鬼教官が肌身離さず持ち歩くアイリッシュ・ウイスキー、ライバルのスパイ同士に芽生えた友情を匂わすスコッチ・ブレンデッド、戦後日本の世相を映し出すジャパニーズ・ウイスキー、……といったように、どの俳優がどの銘柄のウイスキーと“共演”し、飲み方もさまざまにどのようなシーンを繰り広げているのか、ぜひとも本書で確認してみましょう! 前著『ウイスキー アンド シネマ 琥珀色の名脇役たち』同様、映画とウイスキーにまつわるコラムや映画作品リストも収録しています。ただし、今回は「おまけ」のエッセイ1本を追加収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
なおきち
14
映画とウイスキーに関するエッセイ第2弾。ウイスキー片手に読むも良し。この本を読んで、ウイスキー片手に映画を見るも良し。ウイスキーと映画の楽しみ方を広げでくれる気軽に読める一冊。2020/03/12
rosetta
6
★★☆☆☆タイトルそのまんま。映画の中にウイスキーが出てきたシーンを取り上げたエッセイ。48の映画が扱われているが殆ど見ていないこともあって全く楽しめない本だった。映画を見ていない人に面白さを伝えられないんじゃ本を書く意味もないんじゃないかな。この本を読んで映画を観てみたいとかウイスキーを飲んで見たいとかまるで思わなかったし。会話のネタになるかと思って読んでみたが激しく外れた。自費出版?2018/01/21
スプリント
3
ウィスキーが映画の小道具ではなくキーアイテム・アクセントになっている事例が紹介されています。パッセンジャーが気になりました。2017/12/15