内容説明
好漢カート・オースチンが恐るべき気象兵器の謎に迫る。
NUMA特別出動隊、大活躍!
【あらすじ】
マルケッティが根城とする人工島で浮かび上がってきたのは、気候の改変を目論む一派の存在だった。地球環境が激変すれば、あまりにも多くの人間の生活が破壊されることになる。
人工島へ送り込まれた刺客を振り切ったオースチンと相棒のザバーラは、首謀者 と目されるイエメンの実業家のもとへ急行する。
待ち受ける危機の連続を知恵とガッツと軽口で乗り越えながら、ふたりは野望粉砕 に突き進む。
含み笑いを携えながら、カッスラー活劇が最高速度で展開する、〈NUMAファイル〉シリーズ第10弾。
※この作品には、電子版巻末特典として、クライブ・カッスラー著『粒子エネルギー兵器を破壊せよ』(扶桑社刊)の一部が収録されています
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Richard Thornburg
21
感想:★★★★ 下巻に入って別々に行動することになったカートとジョーはそれぞれの行く先で敵対勢力に立ち向かう。 スピード感あふれるストーリー展開と派手なアクションシーンの連続は流石!の一言なのですが、本作では大富豪の天才エンジニアのマルケッティとNUMA研究員の妹のレイラニの行動や言葉がいい味付けになっていると思います。 上巻では地味なイメージのマイクロボット攻撃ですが、ちりつも的な量で勝負されるとコワイですね。 2020/11/11
ゆーぼー
13
いろんなものを蝕むマイクロロボットというテーマは、ロリンズのジェファーソンの密約を想起させた。 インド洋上で、オースチンが、またそれと同時に、エジプトで、ザバーラが同時に死闘を展開するという、かなり派手なアクションは迫力がある。 特にオースチンには、死の危険が何度も襲いかかる。 遺作となったこの作品だが、充分に楽しませて貰った。 カッスラーに哀悼の意を込めて、合掌!!2020/04/25
コブタ
4
終盤のアクアーテラとダムのくだりはハラハラさせれらた。米国政府からはディナーだけとは、命がけの割には・・・ この後も何作かカッスラー翁が読めるのは嬉しい。冥福をお祈りします。2020/08/04
中島直人
4
読了2020/04/29
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