内容説明
東日本大震災をきっかけに始まったニッポン放送『サンドウィッチマンの東北魂』が待望のを書籍化
東北で起きたこと、いまできることを、様々な分野で活躍する21人の番組ゲストとともに語り尽くす
2011年3月11日に宮城県気仙沼市でのテレビ番組のロケ中に東日本大震災が発生し被災したサンドウィッチマンのふたり。
そして、その年の7月からラジオ番組「サンドウィッチマンの東北魂」が開始。
東北出身のサンドウィッチマンのふたりが生粋の“東北魂”と本音の“トーク魂”をかけて放送する。
【CONTENTS】
chapter1 「寄り添う」
西村由紀江/ドリアン助川/間 寛平/松尾雄治
chapter2 「つなげる」
渡辺 謙/シェルパ斉藤/青山 潤/大小島真木
chapter3 「考える」
志村季世恵/生田よしかつ/石田秀輝/竹内順平/伊沢正名
chapter4 「忘れない」
加藤徳次郎/林家たい平/塩沼亮潤/尾形貴弘(パンサー)
chapter5 「“非真面目”に生きる」
坪井伸吾/高部正樹/高江洲敦/松尾清晴
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真香@ゆるゆるペース
142
サンドウィッチマンは面白いのはもちろんのこと、人柄も良くて大好きなコンビ。本書は、東日本大震災でお二人が地元の宮城県で被災した経験から始まったラジオ番組「サンドウィッチマンの東北魂」の書籍化になる。ラジオは聞いたことがなかったのだけど、様々な分野のゲストの方との対談は、笑えるものから考えさせられるものまで幅広く、面白い。伊達さんも富澤さんもゲストの話を上手に引き出しつつ、自分達の話をいい感じに絡めていて、さすがだなと思った。売れっ子になっても奢ることなく、東北を大事にし続けるお二人をこれからも応援します!2020/08/05
万葉語り
37
ラジオ番組でゲストに迎えたいろいろな人たちとの対談を書籍化。サンドの二人が人との絆を大切にしていることや東北への途切れない思いが、軽妙なトークとともに伝わってくる。渡辺謙さんのカフェとか、西村由紀江さんのピアノとか見に行ってみたいと思った。2020-0742020/05/02
ばんだねいっぺい
33
サンドウィッチマンが多彩なゲスト(松尾雄治・間寛平etc)と面白い話を繰り広げる。ふたりは、東北の宝だな。人と人を繋げてくれてるのが、ありがたい。2020/03/14
aloha0307
28
2011年7月から始まった サンドウィッチマンのラジオ番組;ニッポン放送”東北魂” 本書は物資だけでなく、様々思いもつかない多様なかたちで復興支援している方々の対談集 ピアニストの西村由紀江さんは61台の不要になったピアノを調律し直し被災地に届けました✿ 30年前コンサートに行きましたが、まさにお姫様のような方。サンドとの対談冒頭;意外にも、下ネタ自虐自分へツッコミに大笑いです😁 冨澤さん;「何言ってるかわからない」も連発🍃 二人の絶妙の 間 は文字でも十分伝わりますよ☺2020/07/26
G-dark
24
サンドウィッチマンのお二人が多彩な分野の著名人たちと3.11について話したラジオ番組の内容がまとめられている本。3.11はとても重いテーマですが、お二人のソフトでウィットに富んだ話術のおかげで、暗くなり過ぎずに読み進められます。被災地に対して続けている支援内容が人それぞれ異なることに気付かされ、「こういうことも支援に繋がるんだ!」と参考になりました。お金や物という形で支援している方もいれば、物以外の形で支援し続けている方もいて、頭が下がります。2022/04/09