出版社内容情報
東洋は,人類文明揺籃の地・東西文明交流の地であり,この精神世界の巨大な遺産を正しく評価・継承することは,現代必須の課題です.画期的なアプローチと第一線で活躍中の執筆陣を得た本講座は,1988年に刊行を開始し,好評裡に完結しました.東洋への思想的関心がいよいよ高まる今,読者からの強い要望に応えて三たび刊行します.
内容説明
中国宗教思想史の問題点を剔出し、日本古代思想と対応をも論じる。また儒教・道教・仏教の複合構造を解明する。中国宗教思想の根源へ。
目次
1 中国宗教思想史
2 中国宗教思想の特質(人と神;時間と存在)