講談社文庫<br> 三国志 英雄ここにあり(下)

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講談社文庫
三国志 英雄ここにあり(下)

  • 著者名:柴田錬三郎【著】
  • 価格 ¥880(本体¥800)
  • 講談社(2020/03発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784061312814

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内容説明

曹操の大軍を前に、江岸に連合する劉備と孫権――軍師・孔明の鬼謀は、一夜に10万本の箭を作り、江上に季節外れの東南風を呼ぶ。水軍の名将・周瑜の火攻めは、赤壁の猛火となり、曹操を許都へと追落した。かくして魏(曹操)、呉(孫権)、蜀(劉備)の三国が鼎立する。英雄たちはまた、新たな決戦を求め、中原に駒を進めてゆく。<全3巻>

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

HaruNuevo

6
柴錬三国志の第一部とでも呼ぶべき大作は、諸葛亮が出師の表をしたため、北伐に赴くところまで 個人的には、柴田錬三郎さんは、関雲長の死で一息ついてしまったのかなぁ、と思う 柴錬三国志での関雲長の叙述って、かなり力が入ってるのよね2022/04/19

逍遥遊

3
11-02-20220310 あぁ、面白かった。孫権の後がどうなったのか書かれていないのが残念。でも諸葛亮は凄い人だな。54歳って早いなぁ。やはり健康第一。長生きした人が勝ちってことですな。2022/03/10

東森久利斗

2
劉備、曹操、孫権、諸葛亮、関羽、張飛、趙雲、呂布、姜維張遼、徐庶、袁紹、周瑜、夏侯惇、…。さらに、地名まで。読めない、区別がつかない、覚えられない、三重苦。三国志ならぬ三極志。史実と物語性の配分、主要登場人物への感情、善悪の評価を廃したキャラクター設定、長大な歴史絵巻を簡潔、分かりやすく、ダイナミックに集約。重からず軽からず、三国志入門編には最適? 巻頭に登場人物説明と地図が欲しい。2020/12/23

inami

2
◉読書 ★4 曹操の書簡の封皮の上書には「漢大丞相周瑜都督に付して開たくす」とあり、周瑜は書簡を足下へ、たたきつけて踏みにじった。魯粛があとでそっと開いてみると、以外にも、一遍の詩が入っていた。・・〜・・そして赤壁へ、関羽、張飛、劉備も・・逝った・・残された孔明「出師の表」を草する・・「臣亮、つつしみて申す。先帝、漢室再興の業を創めたまいしが、中道にして崩そしたまえり。今、天下三分して、益州の地、疲弊せり。誠に危急存亡の秋なり・・」なんと!下巻ここで完結なのだ。「死せる孔明、生ける仲達を走らす」のくだりが2017/09/09

秋乃みかく

2
★★★★★ 再読。いよいよ赤壁の戦い。孔明の神の如くの智謀が冴えてます。面白すぎるので、早速続編の「英雄・生きるべきか死すべきか」に進みます。2012/09/03

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