清少納言と申します（１）

著者名：ＰＥＡＣＨーＰＩＴ【著】

講談社（2020/03発売）

• ISBN：9784065189108

内容説明

時は天元――春。
橘氏長者の長女・光子は、溺愛する弟・則光の婿入りにショックを受けていた。
則光の結婚相手・なぎ子は、輝く美貌と雅なセンスの持ち主。
しかし、なぎ子の言動に不審なものを感じた光子は、二人の離縁を画策する。
光子がたどり着いた、なぎ子の秘密とは――!?

後の清少納言である、なぎ子の奔放かつ胸に刺さる言葉の数々。
歴史漫画の枠にとらわれない、これまでになかった新たな平安絵巻、開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ひかり]

うーーん。清少納言が男！？というのが作品の一つの要素なんだけれどその必要性が今の所いまいち。そしてちょっと絵が。次は気が向いたらかな。セリフの表現などもちょっと苦手。

2022/01/07

[紅羽]

斬新な設定の清少納言に度肝を抜かれました。ここまでハジけた設定も中々ないけど、楽しく愉快でした。そういえば微妙に懐かしい歌ネタが多いのは何故なんでしょうね。

2023/04/05

[Decoy]

極めて興味をそそられる幕開け。この先が楽しみ。

2023/06/22

[なさたなだ・ざざす]

橘則光の結婚相手のなぎ子(清少納言)は、実は…　という平安時代が舞台作品。型破りで真っ直ぐななぎ子は魅力的だが、中々評価に困る作品だった。ジャンルは歴史モノよりラブコメが近い…と思うが、ギャグ基調の中に、なぎ子のジェンダー論や平安時代の薀蓄が多々挿入されたりと、方向性が定まっていないように感じる。読み込みが足りないのかもしれないが。

2020/09/11

[ダリア]

宮中メインの話かと思ってたが、それより前の話。あの小さいお姫様が定子さまではないのかしら？ちょいちょい入るエピソードは枕草子から。凪子の性格からしたら宮中女官は転職だろう。

2020/05/13