内容説明
ある縁で名門魔術学院に転入することになったアーヴィス。そんな彼に非情な宣告が、「アーヴィスくんは、その……Fクラスだね。学年最低点」。しかし、第二王女であり学年トップの才媛であるリナリーとの決闘に勝ってしまう。なぜなら彼は、現代で失われて測定不能の時間系魔術の使い手だったのだ……! 王女リナリーとの偽カップル、ゆかいなFクラス生活、クラス対抗戦での下克上、アーヴィスは否応なく数奇な運命に巻き込まれていく――。「小説家になろう」で大人気の王道魔術アクション、堂々開幕!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
524
4
⭐︎5 【思わせた時点で】底辺学校の落ちこぼれだった主人公がある日突然、幻の時間魔法に目覚めて成り上がっていくファンタジー系作品。ヒロインたちは結構好みにぶっ刺さっててよかったんだけど、物語の半分くらいを占めるクラス対抗戦が、チープなバカテスって感じにしか思えなかった。具体的にどこが類似してるってわけではないが、雰囲気全体がそう感じてしまった。そう思わせてしまった時点で作品としては負けだと思う。【お気に入りキャラ:リナリー】2023/03/05
はく
2
現在使用できるものがいない時を操る魔術の使用に目覚める。主流の属性魔法が使えず、もやし山盛り弁当を食べ極度のシスコンで奇人とまわりから見られている主人公。時を操る魔法の修得でSランク魔術師をも凌駕する。その能力使用し、王族の姫を救うことで姫との関係性も進展していく。スロー、7秒間の時を止める能力と、落とし穴戦略で、クラス対抗戦も勝ち上がっていく。2021/07/13