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内容説明
宇宙船が今で言うセスナ機ぐらい身近になった世界のお話。
機械やプログラミングに妙に長けている主婦・鵯(ひよどり)ソラは、病気で亡くなった夫の遺骨を義母に届けるため宇宙へと旅立った。
道中のお供は人工知能を搭載したロボットである息子の宙二郎(ちゅうじろう)。
長期渡航を目的として作られた巨大宇宙船、経由するコロニーやテラフォーミングされた星、いつか訪れそうな宇宙時代への期待が膨らむ、近未来サイエンス・フィクション。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みやしん
25
80年代的サイバーパンクよりは、地続きな未来観の方が読める。しかし、ロボティクス社会と自分の容量を越えるハード過ぎるSFはチト苦手。公安と元同僚さんは終盤で女体化させられたと思っていたら、最初からお胸があったとは。息子の肉体は何処に?2020/03/17
なっぱaaua
24
いやいや、面白いなコレ。「夫の遺骨を届けるために四十九日の宇宙渡航」と帯にあるのだが、宇宙からちょっと時間が掛かるがパッと宇宙旅行に行ける時代の話。コウア宙港から地球迄数分の通信時差があるとのことだが、今でいうと何光年離れているんだろう。その時代にお葬式があって、日本文化的なものが残っていているのか。ほのぼの日常系SFかなと思いきや、設定や展開はハードSFだったし、鵯ソラは優秀なエンジニアであると同時に何かスペシャルな能力を持っている感じ。~続く~2020/03/19
緋莢
18
病気で亡くなった夫の遺骨を届けるために、息子の宙二郎(人工知能搭載のロボット)と共に義母のいる地球へと飛び立った鵯(ひよどり)ソラ。<宇宙船が今で言うセスナ機ぐらい身近になった世界のお話>と帯に書かれているように、長期渡航を目的とした巨大宇宙船に乗りこみます。将棋AI「棋星」が「HELP US」や「SOS」と発していると主張する人権(人工知能の権利)保護をする活動家の言葉に興味を惹かれて、ソラが棋星と接触する辺りで おや?となり(続く2020/04/06
石嶋ユウ
18
人類が宇宙進出を果たした未来。夫を亡くした鵯ソラは彼の遺骨を地球に住む義母に届けるため、ロボットである息子の宙二郎と共に49日の宇宙旅行へと出発する…… 主人公の鵯ソラが作中でしていることを見るに彼女は只者では無く、出自もどうやら特殊なようだ。宇宙旅行が当たり前にできるようになった世界だからこそ起こる出来事の数々もとても面白い。この先、旅の道中で何が起こるのか。そして、鵯ソラは何者なのか。続きが読みたい。2020/02/29
さとみん
13
ゆるい雰囲気と、ガチSFな設定のギャップが楽しい。だけどこの1巻では「魔女」よりも息子が気になって仕方ない。最初から最後まで何の説明もないけど、息子ってどういうこと!?2023/07/08
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