英検(R)1級面接大特訓

著者名：植田一三/上田敏子/Michy里中/山下澄子

ジェイ・リサーチ出版（2020/02発売）

• ISBN：9784863922617

内容説明

英検１級の二次試験（面接）に絞り込んで特訓できる、本格派の面接対策書。最短距離で合格できる“面接力”を身につけることができる。1章では面接の概要や勉強法と取り組み方、面接でよく出題されるジャンルのランキング、頻出トピック分析ダイアグラムを使って頭を整理できる。2章では、面接で超使える短文フレーズ機能ごとに分類。日→英で大特訓できる。3章ではスピーチ→Q＆Aという、実際の試験と同じ順番で実践訓練ができる。Unitは頻出ジャンル別に分類されているので、苦手なジャンルがあれば集中的に訓練も可能。巻末には引き続き独習がしやすいように「フラッシュカード」を付属。モデル解答音声はCDに収録されている。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[壱萬参仟縁]

１次のライティングにも大いに役立つと考え、図書カード＋Tポイントにて購入。あまり時間のない人は、巻末付録のフラッシュカードが一番有益。そして、枠で囲まれている添削後のモデルアンサーの暗記も必要と思う。音読を何度もして、ひな形、パターンを覚えるのが先決かと思う。１次のマークシート用紙に実際に書き込んで臨場感を得ることも重要だろう。私は第２回の１次は不合格だが、WはCSE６４６点（７１％）だった。

2017/01/07

[Keystone]

一級2次対策として最も評価の高いと思われる一冊。ライティング対策になるので、一次試験前に買うべきだった。ただ、模範解答はとても自分に言えそうもない格調高い文章なので、読めば読むほど落ち込みました。暗記しても言えないと分かり、主にお題を見てスピーチする練習に使用。「日本は経済大国なので」というスタンスなど、内容が少し古くなりつつある印象。

2023/12/02

[ソラヲ]

どちらかというと一次試験のエッセイ対策向き。種々のトピックについて論点を押さえるのには役立ったが、モデルアンサーがどれもエッセイ形式であるため二次試験（スピーチ）用としてはやや硬い表現が多いのが気になった。面接試験を控えている読者はこの本で学んだことをスピーチ向きの表現で再構成する必要があるだろう。また、スピーチ後のQ＆Aを想定したトレーニングも収録されているが、"I think so for two(three) reasons. First, ～"で始まる解答例ばかりで単調さが目立つ。

2020/08/10

[Nobu A]

受験用でなく教授用に購入し、ざっと流し読み読了。ネット検索中に某ページでの推奨本。英検1級だと巷にそれ程攻略本も出ていないだろう。その中の1冊となるが、喧伝されているだけあって内容は秀逸。実際の面接内容自体はTEAPの1分スピーチの拡張版を彷彿。限られた制限時間に使える有効なフレーズや時事問題に関連する表現を覚え、予想問題を一つ一つ丁寧に準備していく以外に対策はないだろう。そう言う意味でとても親切な本。問題はQ&A対策。ここが支援の肝だな。そして、対策を通して社会問題に関する英語力向上も期待出来る。

2021/10/10

[ふみ]

かろうじて合格できた記念書きこみ。１級対策本はそもそも数が少ないので、１級受験者の大半がこれを使っている。天邪鬼だから他の人と同じもの使いたくないなと思ったが、大人しく使っておくべき。注文つけたいところは色々あるがこれを上回ると断言できるクオリティの本が今のところない(私の知る限りにおいて)。 最初は「こんなの無理でしょ、覚えられないよ」と思っていたが、何度かやっているうちに段々と頭に入ってきた。一次を受ける前からやっておけば英作文対策にもなって一石二鳥。

2021/07/20