内容説明
もちまえの正義感と好奇心から、さまざまな事件を調べ、不正を告発する、よみうり屋のこより。兄である岡っ引きの筆吉とともに、江戸の町に秘められた裏側を探っていくのだが、もちろん、危険な目に遭うことだってある。あるとき、そんなこよりを助けたのが、浪人に身をやつした有力武家の若さま・榊龍之介であった。龍之介はそれからも、こよりのネタ集めのため、いろいろな揉め事や事件を、さっそうと解決していったのだが……。そんな龍之介とこよりの奇妙な関係も、大きく変わろうとしていた。情に泣き、剣に熱くなる、痛快シリーズ・大団円の最終作。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はつばあば
49
霜月さんもいっぱいの本を書いていらっしゃるからか、このシリーズの終わりは残念ながら駆け足でした。龍之介の実父が彼の人とは・・まぁ普通の設定。それでも庶民と落しだねの若様が一緒になれるかどうかは私達読者の裁量とされたのがいい。将軍様の落しだねじゃないですが現政府は女性の躍進を認めるかのように言ってますが、新札の顏がなんで将軍並みにあちこちに種を蒔いた御仁を。女性蔑視が透けて視えるのは独断と偏見でみている私だけ?。市川 房枝さんが頑張ってこられた女性の地位向上・・。結局庶民は今の政治じゃと無関心になったのかも2023/04/25
まき
7
だんだんお話の展開が安易に思えてきて、最後は駆け足でお終い。気楽に読めて楽しかったので良しとします(偉そう)龍之介とこよりが仲良くやってゆくだろう未来を信じて。2021/02/03
めにい
4
若様としての問題は解決したが、龍之介は・・・2016/06/18
シンミチ
2
シリーズ終わってしまいました。ちょっと駆け足で終わってしまった感じでしたが、面白いシリーズでした。「天高く」が良かった。血の繋がりはないけど互いを大事に思い合っていたのが、まぁベタだけど良かった!2020/09/12
謡子
0
「漫画家の明石先生は実は妖怪でした」からの再読第二弾。 するにしても最終話から読んでしまった。あれ? こんなにおもしろかったっけ? と思ったので1巻から読み直しの旅に出ます。 今回、最終話から読んだせいで(?)どうしても好きになれなかったヒロインに好感が持てたのも一因かもしれない。
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