富士見ファンタジア文庫<br> 俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。

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富士見ファンタジア文庫
俺がラブコメ彼女を絶対に奪い取るまで。

  • ISBN:9784040735559

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内容説明

「俺は人生の主人公じゃない」リア充高校生・成瀬和臣がライバル視するのは、ヤレヤレ系主人公沖津優太。和臣は彼の取り巻きの幼馴染、後輩アイドル、クラス委員長と個性豊かなヒロインたちを攻略することになり!?

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

わたー

31
★★★☆☆表紙が公開された時から期待していたのだが、ハッキリ言うと期待外れだった。高スペックなイケメンが、ハーレムラブコメのテンプレ主人公…のような環境にいる同級生から、ヒロインたちを略奪しようとするラブコメ。ヒロインたちからの好意に気づかない鈍感な男は、むしろ主人公の方であり、好意に全然気づかないことをコメディの核にしているのはいい。だが、主人公の内面やスタンスがいちいちカンに触る。そのため、ヒロインたちが彼の上っ面しか見ていないのに好意を抱いているように思えて、ラブコメとして楽しめなかったかなと。2020/02/21

まっさん

26
★☆ Twitterを見ている感じでは評判が良さそうだったのでかなり期待していたが、正直自分にはとことん合わなかった作品だった。最後まで読んだ印象としてまず思い浮かぶのが、悪い意味で一昔前のベタなハーレムラブコメ作品だなという印象。今どき主人公が鈍感難聴系っていうのは流石に厳しいところがあるんじゃないかと思う。また、個人的にラブコメ物で一番重要なものは主人公・ヒロイン・その他のサブキャラを含めた登場人物に対しての好感度だとおもっているのだが、今作に関しては主人公にもヒロインにもなんら魅力を感じるこ→2020/03/14

ツバサ

16
無自覚鈍感系主人公体質のモブを"慕っているように"見えるヒロイン達を振り向かせるために、主人公があらゆる手を尽くすという物語。勘違いを勘違いで上塗りしていく展開だが、読む手が止まらなかった。主人公もヒロインも気持ちが前に出て行くので、気持ち良く読めました。2020/02/21

げんごろう

15
自らをモブキャラと認識しているハイスペックな主人公による略奪系?ラブコメ。様々な要因、勘違いが重なり自爆する彼にやきもきするも、自他共に認めるクズな性格のお陰で、良い意味で感情移入せずに読めました(笑) 女性陣が可愛いのでこれからに期待したい作品です。2020/03/05

真白優樹

15
初恋の失敗で捻くれたリア充な少年が、勘違いしながらクラスの平凡男子からメインヒロインを奪い取ろうと奔走する物語。―――愚者は道化として滑稽に、いっそ哀れなまでに。平凡男子の近くのリア充と言う中々見ない主人公像に哀れ道化として踊らされる勘違いとすれ違いを絡ませた物語であり、中々に言語化するのが難しいあらゆる意味で新機軸な物語である。中々に攻めた挑戦的な内容なので我こそはと思う読者様は是非読んでいただきたい。踊らされる道化は果たして自分に向けられる恋に気付く事は出来るのか。 次巻も勿論楽しみである。2020/02/20

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