内容説明
両親が海外で暮らす間、結月清人という作家の屋敷に居候することになった高校生の小日向蒼真。その屋敷にはあやかしの世界に繋がる蔵があり、妖怪が多数出入りしていた。妖怪との共同生活は、半年が経っても変わらず賑やか。河童の相撲大会、神様との月見……様々な行事に参加するうちに、新たな年を迎える。初詣から暫く後、蒼真は烏小天狗の修業に付き添って結月邸の裏山へ。しかし、そこで妖怪を暴走させる瘴気が発生。仲間の一人が理性を失い、蒼真を襲う――!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
悠
9
☆4.8 あやかしと人が共存できる世界。 あやかしが人の世界と行き来できる、扉の管理人 結月さん妖狐なのに、小説家…雰囲気が優しい。 面白くてあやかしいっぱいで…楽しく読めました2025/03/25
ばんび
9
ラストかな?2021/07/13
ぽに
7
図書館本。シリーズ3作目。温かい人やあやかし達に囲まれた生活。たまに危険もあるけれど、それ以上に心強い味方がたくさんいる。終わってしまうのは寂しいけど、火焔を始め可愛いあやかし達に和ませてもらった。2022/09/21
フジ
5
今まで出会った妖怪たちが勢揃いで、みんなで月見をしたり、新年会?をしたり。最後は過激派妖怪たちと戦ったり。蒼真のやさしさや成長を感じられる巻でした。2020/12/23
ひまわり
5
あやかし商店街,私も行ってみたいな。あやかしと人間が仲良く暮らせるといいな。2020/05/30