内容説明
両親が海外で暮らす間、結月清人という作家の屋敷に居候することになった高校生の小日向蒼真。その屋敷にはあやかしの世界に繋がる蔵があり、妖怪が多数出入りしていた。居候を始めて四ヶ月が過ぎ、妖怪にもすっかり慣れた頃、蒼真は高校生活最初の夏休みを迎える。避暑旅行で幼馴染に再会したり、妖怪のお祭りを体験したりと忘れられない思い出が増えていく。そんな折、結月の小説の読者だという少年が現れ、蒼真と交流を持つのだが――
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BARATAI
9
両親が海外に暮らす蒼真は結月という作家の屋敷に居候している。屋敷にはたくさんの妖怪が出入りしている。この生活に慣れてきた蒼真の高校生活最初の夏休みの出来事が描かれている。成長していく蒼真が微笑ましい。蒼真や妖怪達の活躍が面白い。この手の話にありがちな強引さもなく丁寧な描写、暖かい文章、迫力があるアクションシーンととても楽しめた。 続編を求む。 2019/05/12
ばんび
6
◎!!!2021/07/11
へへろ~本舗
6
蒼真の元にまた新しい登場人物が。そして 明るくてコミュ力の高い人だと思っていた智樹の境遇が…。いろんな人、あやかしが集って来るのが読んでいて楽しい。時には怖いものも現れるが…。次の巻も読みたいな2019/03/28
ぽに
5
図書館本。シリーズ2作目。びっくりと、ハラハラする展開もあったけど仲間も増えて少しずつ過去の記憶も取り戻しつつある蒼真。優しいあやかし達に囲まれての生活はまだ続く。火焔も河童達も相変わらず可愛い。表紙も可愛くてほっこり。2022/09/18
あろま
5
あやかし系の話結構好きかも2021/10/24