内容説明
幸那が娘の真幸の誕生日を祝っていた時、昔の恋人の深瀬真人が訪ねてきた。彼は真幸の父親だった。かつて一方的に別れを告げられた幸那は、真幸のDNA鑑定をした上でプロポーズしてくる真人に複雑な思いを抱くが、娘の将来を考えて受け入れることに。「誓うよ。真幸と君を幸せにすると」親身に真幸の世話をし、自分にも優しく接する彼を信じていいのか悩む幸那。だが、疎遠になっていた姉が最近まで真人と付き合っていたと聞き!?
◆特典:水島忍先生書き下ろし短編を収録◆
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
かける
3
ヒロインが複雑な家庭環境で育っているから、人を信じて愛するってハードル高いよなぁ。当て馬で引っ掻き回すのが姉で、根底に嫉妬があるから余計キツく感じる。2年前の別れ話につながる誤解等解くまでが長かった2023/01/13
鯵
1
タイトルが軽くて甘い感じだが、ヒロインの不遇さが辛い作品。仮に子供が出来てなかったら?とか子供が生まれて何十年も知られなかったら?とか考えると、安易な横槍を入れたヒロイン姉・ヒーロー弟は非常に罪深い。運良く誤解が解けたし、謝罪もしていたが、一生をぶち壊されそうになってたわけで「親戚になるから」でなければ許さなくて良かった奴等。ヒロイン視点、ヒーロー視点で心情が描かれていて、徐々に再接近する2人の距離感が良かった。※どうでも良い話だが、1歳の子供ってこんなにハッキリ単語を喋りましたっけ?2020/03/28
miyukiorihara
1
回想シーンから不幸のオンパレードなヒロインが自分を振った子どもの父親でもあるヒーローと子供が1歳になる頃に再会するところから再び関係性を持ち始めるお話。 そりゃ、不幸のオンパレードな人生を歩んでヒーローにも捨てられてたら再会からすぐ信頼出来る訳もなく、お互い子どものためにと頑張るんですが引っ掻き回すのはなんとヒロインの姉。 本当に厄介。 きちんとハッピーエンドだけど、私はこの姉は好きにはなれませんな。2020/01/15
トラママ
0
所々読みにくさはあったけど、まぁこんなもんかな?2019/12/28